概要
効果は遊戯王カードwikiより。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このターンの自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動している場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。
条件さえ満たせば、3つの禁止カード級の効果のうち1つ選択して発動することが可能。
それぞれ《強欲な壺》、《心変わり》、《強引な番兵》の効果を兼ね備えており、通すことが出来れば有利に展開することも可能。
発動条件として「自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動する」必要があるため、一見後攻向きのカードに見える。しかし、今の環境では《灰流うらら》、《増殖するG》といった手札誘発が当然のように使われているため、発動条件は容易に満たすことが可能。
とはいえ、受動的な条件であることには変わりなく、本来の展開を封じられたらこのカードを発動しても動けなくなるケースは少なくない。また、1ターンに1枚しか発動出来ないため、複数枚来れば事故要因にもなりうる。
ちなみに、自分のデッキが割れてないのにも関わらず、自分スタンバイフェイズ時に《増殖するG》を発動するプレイヤーがいる。これは特殊召喚に対する牽制と同時に、三戦の才の発動条件を満たさないようにするためのプレイングである。【クシャトリラ】のように即座に特殊召喚出来るテーマの存在も原因なのだが。
元ネタは平安時代の歴史物語『大鏡』に収録されている『三船の才』か。
時の権力者・藤原道真は舟遊びの際、和歌・管弦・漢詩に優れた人をそれぞれの船に乗せた。そこに同僚の藤原公任が現れると、道真は「どの舟に乗るだろうか。」と言った。公任は和歌の舟に乗り、詩を詠んだ。
公任のように和歌・管弦・漢詩全てで優れていた人物は乗る舟を選ぶことが出来たことがこのカード名の由来となっている。
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関連項目
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