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内臓、売ろとは、『邪神ちゃんドロップキック』のセリフである。
概要
2022年7月より放送された第三期『邪神ちゃんドロップキックＸ』の第9話「富良野に潤むラベンダー色の瞳」で登場したセリフ。
富良野市議会の決算審査特別委員会がこのセリフを富良野市のイメージを損なう不適切なものだと判断し、制作委託費3300万円を2021年度一般会計決算で不認定としたことがニュースとなった。
これを受けた『邪神ちゃんドロップキック』の公式は、富良野編の1週間無料配信を開始し、Twitterでアンケートを実施するなどしている。
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https://twitter.com/jashinchan_PJ/status/1592722822358765573
なお、富良野市が制作費を踏み倒そうとしていると勘違いしている人が一定数見受けられるが、製作費自体はすでに支払われており、議会は今回使われた費用は適切なものだったかどうかを審議したに過ぎない。
このセリフが発せられた経緯
長崎の南島原市から気球で北海道まで戻って来た邪神ちゃん一行は、北の国COLORともいうべき美しい自然に彩られた富良野市へと降り立つ。
メデューサは、澄んだ空気に包まれた森の中で小物店でも開きながら地道に借金を返そうと邪神ちゃんに提案するも、当の本人はそれを右から左へ聞き流し現実逃避。
実は邪神ちゃんの借金は働いたところで返すことなんてできないレベルまで膨れ上がろうとしていたのだ。
花園ゆりねの「少しづつでも返していかないと借金無くならないわよ」という忠告に従うことなく、自身のATMであるメデューサに「お前の貯金を全部はたいて返済してくれ」と懇願するも、彼女からそんなことしたところで0一つ減らないと返される邪神ちゃん。
半狂乱の邪神ちゃんに汚い顔で泣きつかれたメデューサは、ドンドン膨れ上がっていく彼女の借金を憂いて、少し思案した後、「わかったよ」「内臓、売ろ」と提案。
「大丈夫。私の内臓も売るから」と言葉を繋げるメデューサに、邪神ちゃんも「え、何言ってるの?」と流石にフリーズ。
そんな邪神ちゃんに構うことなく、メデューサは「私たち、産まれた日は違っても、最期は一緒に……」と続け、面白がった花園ゆりねは「まるで桃園の誓いね」と茶々を入れる。
その後、メデューサは、へそ神社の異名を持つ北眞神社の絵馬に「邪神ちゃんと私の内臓が高く売れますように☆」と願いを込めて書き記す。
その他
その後
2022年11月30日に行われた本会議では、認定・不認定が8対8とまたも同数となったものの、今度は議長判決で認定された。
しかし、その過程で、佐藤秀靖市議が市職員に「市長が陳謝をすれば（決算を）認定にする」などと発言していたことが判明し、パワハラなのではないかと話題になった。
2023年12月27日に放送された『邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】』において、コラボするよう求める邪神ちゃんに対し、「確認しましたが、内臓売るような作品はちょっとぉ」と高森町の職員が発している。
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関連項目
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