北九州市民球場(きたきゅうしゅうしみんきゅうじょう)とは、北九州市小倉北区にある野球場である。
概要
1958年に小倉市営球場としてオープンし、1963年の北九州市誕生にあわせ北九州市営小倉野球場と改称。当時福岡をホームタウンとしていた西鉄ライオンズの準本拠地として、年間20試合程度のプロ野球公式戦が開催されていた。 ただし1973年に西鉄がライオンズを売却して以降は当球場での主催試合が大幅に減少し、さらに5年後の1978年にはライオンズが埼玉へ移転し、そもそも福岡県をフランチャイズとする球団自体がなくなってしまった。
その後1988年に福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)が大阪から福岡に移転してきたのに合わせ、北九州市は本球場の大改修を実施。翌1989年に現在の北九州市民球場に再改称した。ホークス移転後は年間2〜5試合程度が行われており、熊本市の藤崎台県営野球場や鹿児島市の鹿児島県立鴨池野球場とともに、ホークスが地方主催試合を定期的に行う球場として定着。2014年以降は夏場の1試合が「鷹の祭典in北九州」と銘打って行われており、北九州中のホークスファンが詰めかけるお祭りと化している。ただし当球場におけるホークスの成績は必ずしも良いとは言えず、特に2012年から2016年にかけては引き分けを挟み8連敗するなど完全に魔境となっしていた。また地方球場の例にもれず馬鹿試合の発生率が高い。
NPB公式戦のみならずアマチュア野球でも使われることが多く、九州六大学野球のリーグ戦や、全国高等学校野球選手権福岡大会などにも使用されている。
ちなみに球場の隣にはマンションが建っており、ここから試合を観戦する人も中にはいるらしい。
球場データ
- グラウンド面積:12,320㎡
- 両翼:92m
- 中堅:119m
- 収容人員:18760人(内野11760人、外野7000人)
- 照明塔:6基
- グラウンド:内野はクレー舗装、外野は天然芝
- フェンスの高さ:5.2m
- 最寄り駅:北九州モノレール香春口三萩野駅
関連動画
関連項目
関連リンク
- 1
- 0pt
- ページ番号: 5526008
- リビジョン番号: 2681634
- 編集内容についての説明/コメント:


