概要
一般的な関西弁の日本語で以前から普通に使われている言葉でもあるが、スラングとして意識され始めたのはアニメ『けものフレンズ』の影響と思われる[1]。けものフレンズの本編で当時天王寺動物園のジャガーの飼育員だった[2]なかやまおにいさんのセリフに対するツッコミとして2017年4月ごろに誕生した[3]。さらに、けものフレンズのMAD動画である「ジャガーマンシリーズ」でなかやまおにいさんのセリフが何度も使われたため、このセリフも広まっていった。
がっしりしており力強そうな体型の動物であるジャガーの説明としてはいたって的確なのだが、けものフレンズ放送時には女の子の姿になったジャガーが画面に映されながらこの説明が流れたため、女の子について「顔がでかい」「首が太い」「脚が短い」「ちょっとずんぐりむっくり」といった説明をする非常に失礼なシーンのように映ってしまった。これをネタ扱いしながら諫める言葉として、この説明が流れる時には「女の子やぞ」というコメントがされるようになった。
当然なかやまおにいさんもこれを意図していたわけでなく、後日生放送に出演した際には
「いや…最初ですね、あの、女子のキャラやって言うのが知らんかって…
んで、もう、リアルなジャガーの説明寄りにしただけなんで。
ちょっと…失礼したなぁ、とは思いましたね」
とコメントを残している。
ちなみに、韓国語版では飼育員ではなく紹介されている動物のキャラクターが自分のことを解説するという吹き替えが行われた。その結果、ジャガーが自分のことを「顔がでかくて…」と解説する自虐的な光景になってしまっている。
「女の子やぞ」と関西弁になっている理由は、「なかやまおにいさんが関西弁で解説していたため返事も関西弁になった」「ジャガーの声優である津田美波の発言『うちら声優やぞ』から持ってきた」など諸説ある。
ジャガーマンシリーズの広まりによって、他の動画でも「女の子やぞ」のほか、「○○やぞ」というコメントが増えてきている。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
- *2016年時点と2019年時点を比べると、一日あたりツイート数が増加しており、2019年の方が「女の子やぞ」単体での使用率が高い
- *2017年12月時点では同動物園のアフリカサバンナゾーン担当で、ジャガーの飼育員ではない
- *解説動画のコメントの過去ログ参照
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