ジャガー(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの様々なメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール/フレンズ(動物の女の子擬人化キャラクター)である。
概要
中南米のジャングル地帯に生息し現地住民からは神とも見なされていた肉食獣・ジャガーのフレンズ。水が溢れ木々が生い茂るじゃんぐるちほーを生息地としている。ジャガーの黒変種であるブラックジャガーは実の姉。
堂々としておりフレンズとしては珍しく雰囲気・態度共に落ち着いている。ただしフレンズの性には逆らえないようで、珍しい事・楽しそうな事には興味津々な態度を示す。誰かのために無償で行動を起こし全力を尽くす優しさの持ち主。
フレンズ化する前と同じく水に濡れる事を嫌がらず(川が沢山流れ降雨が多く洪水状態になりやすい熱帯雨林という生息環境に対応した結果)、川を泳いで渡る。
ジャガーの名の由来(原住民の言葉で「ヤガー(一突きで殺す者)」から来ている)に拘らず、勝つまで何度でも打ちまくる、が信条。姉ブラックジャガーを尊敬すると共に目標としており、姉を超える事を目指している。
外見
フリルと可愛らしい黒リボンが付いた白色ワイシャツとヒョウ柄(ジャガーの模様だが)のスカート・ニーソックス・アームカバー・ファーを着ている。ツリ目。サーバルの前髪模様がMに対し、こっちの模様は黒の斑点模様。
ネクソン版ゲームでは
私は、ネコ科ヒョウ属、ジャガー。
この名は「一突きで決める者」という意味を持つ。だが、私は一撃で終わらせようなんて思っていない。
パッション属性(赤)のレアリティレベル4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはM。大型ネコ科肉食哺乳類で構成される(神獣もいるが)グループ「百獣の王の一族」に所属する。固有スキル「ジャガーヒットスラッグ」は敵チーム先頭1人に対してダメージを与える。ダメージ量は攻撃値×8倍。
自らを鍛え上げる武闘派フレンズ。姉を超える事を目標とし、常日頃からトレーニングに励んでいる。超える宣言をしているブラックジャガーとの仲も良好なようで、一緒に練習に打ち込んだりスパーリングすることも多い。活動範囲は広く、遥々秘境だという山奥の奥にあるキングイチゴ自生地の高地にまで足を運んでいる。
アニメでの活躍
ネコ目ネコ科ヒョウ属 ジャガー Jaguar |
2話では、じゃんぐるちほー内を流れる橋が崩落した川で渡し守を運行し、川を渡れず困っているフレンズをイカダに乗せて助けていた。
ジャパリバスがあるという地点へ向かおうとしたサーバル・かばんちゃん・ラッキービースト・コツメカワウソを拾い、目的地へと乗せていった(当初3人がお手玉に夢中だったため通り過ぎようとしている)。川の両岸に分かれていたジャパリバスをくっ付けようとしたサーバルとかばんちゃんにコツメカワウソと一緒に協力。前半分を運搬しようとしたが流石に重すぎて失敗した。かばんちゃんの知恵で簡易橋(フレンズしか渡れそうにない)製作にも進んで協力。ジャパリバス復活に貢献した。
この2話では「てんのうじどうぶつえん なかやまおにいさん(おおさかふ)」によるジャガーの解説も挿入された。
3話では、ジャパリバス用電池に充電するべくこうざん頂上のジャパリカフェに向かうサーバル・ラッキービースト・かばんちゃんを見送り、別行動(ジャパリバスの見張り)を行う。充電を無事完了し、復活したジャパリバスの再起動式に立ち会った。
4話「さばくちほー」でも、アライグマとフェネックを描いたCパートで少しだけ登場。フェネックから「帽子を被った子」の行き先を聞かれた。「それならさっきまであの山に行ってたん……」と言いかけたところでそれを聞いたアライグマが山へ走り出してしまったため、すでにかばんちゃんらが下山していることを二人に告げることはできなかった。
作中ではクールな姉御肌っぽいキャラに反して、自分の知識の範囲外にあるバスに対して「いや、わからん…」「どうなるかぜんぜんわからん!」といったフレンズらしい素直な台詞を残しており、コツメカワウソの「たーのしー!」ほどではないが、名(迷?)台詞として人気がある。
第12話(最終話)「ゆうえんち」ではラッキービーストの救援要請を受けて駆け付けた援軍の1人として登場。超巨大セルリアンに取り込まれたかばんちゃんを助けるべく、タイリクオオカミと共に強烈な爪の一閃を喰らわせた。
戦闘から1ヵ月後のセルリアン撃退&かばんちゃんが何のフレンズか判明記念パーティーでは、強者のオーラを感じ取ったのかヘラジカに戦いたいと絡まれていた。その後の場面ではライオンと談笑しているらしきシーンも一瞬映っており、森の王と百獣の王の両王に気に入られた模様。また、新たな旅へ向かうかばんちゃんの船出式にも立ち会っている。
解説
顔がでかくて、首が太くて、足が短くて…
ちょっとずんぐりむっくり(笑)な感じする頑丈な身体してるのがジャガーです(ひどいよー)
木の…木ぃにも登らなアカンし(義務感)、
どこでも…こう狩りしたりできるような体になってるので…
豹の模様は…丸っこい輪っかが体に散らばってますやんか(大前提※)、
その丸っこい輪っかの中に、さらに点々があるのがジャガーの模様です
※大阪ではヒョウ柄が比較的使われるので、こんな感じというのはなんとなくイメージできるから、だろうか。
ぱびりおんでは
第?世代
「川を渡る子、いるかな?」
リリース時の初期メンバー。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「あたし」、他のフレンズのことは「きみ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
プロフィールはNEXON版でのものとなっているが、性格や設定はアニメ版でのフレンドリーで頼れるお姉さんキャラなのだが、「わからん…」という発言もぼちぼち見られる他、ネコ科の本能に抗えずケツァールの尾羽に思わずじゃれてしまったことがある。
ブラックジャガーとの姉妹関係はこの世代でもそのままで「(ブラックジャガー)姉さん」と呼んでおり、ブラックジャガーからは「手数が多くて未熟」とは言いつつも「立派にやっている」と認められている様子もある。
泳ぐのは好きであり、イカダひきも変わらずに続けているようで、珍しい行動もそれにちなんで「イカダを押す」である。惜しむらくはイカダの定員が1だったため、あそびどうぐのイカダに誰かを乗せる様子を観察することはできなかった。ちなみにこのイカダひきに関連して「こわくて橋が渡れない子もいるからね。」とかばんちゃんの痕跡を匂わせる発言をしている。
けもトーク内では「さばんな」「みずべ」「じゃんぐる」の各エリアでイカダを乗り入れたり、お客を乗せる様子が見られる。ちなみにリリース直後は「じゃんぐる」が未解禁であり「さばんな」で代用していた可能性[1]もあったが、「じゃんぐる」実装後にも「さばんな」でイカダを引く話が確認されている。
ヘラジカから気に入られているのか度々勝負を挑まれたり、仲間になれと誘われたりしており、ヘラジカからの挨拶に開口一番「……勝負の話も、仲間になる話ももう無しね。」と言ったことがある。実はヘラジカに限らず勝負を挑んでくるフレンズは結構居るらしく、その影響かタスマニアデビルから勝負と言われた際には「ええっ?なんかイヤな予感が……。」「うっ、なんか怖いかも……。」「すごみ…。すごみ…。」とガラになく弱気な態度をしている様子が見られる。ちなみにヘラジカ曰く足音がしないらしい。
珍しい行動は「イカダを押す(イカダ)」、すごく珍しい行動は「フルーツいっぱい!(ゆさゆさフルーツツリー)」でペア相手はコツメカワウソ。
第2世代
「日々、鍛錬あるのみっ!」
2018年10月30日の第2世代エリア「サバンナ」解禁と同時に観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「私」、他のフレンズのことは「お前」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
こちらはNEXON版での性格などが採用されており、鍛錬に精を出すフレンズとなっており「姉を越える!」という目標を掲げている。
デフォルメ立ち絵は全体的に毛先や手先など末端が白くなっており、やや吊り目度合いが強くなっている。また模様も野性的な雰囲気になっている。
コツメカワウソからみんなのために力を使うことを提案されており一旦は断るモノの「それも悪くないかも」と思ったようで、その後に追加されたけもトークではヒョウから「近頃変わった気がする」と言われており、「わ、私は自分の力を…みんなのために使いたくて…。(ゴニョゴニョ)」と答えている。
けものフレンズ3では
CVはアニメ版と同じく津田美波だが、ネクソン時代の個体なのでセリフ回しがアニメ版とは異なる。
リリース初期から実装されているが、やたら目立っているブラックジャガーとは対照的に、メインストーリーシーズン1ではPIPのライブを見に来た観客としての出番しかなかった(アニメ版のブラックジャガーのオマージュと思われる)。バレンタインイベントでは手作りチョコ対決の解説を務めキングイチゴの説明をした。ただし偶然その場にいたところでチンチラから解説を頼まれたらしく「よく分からないけど…任せて!!」と発言している(なお司会のチンチラもたまたま通りがかっただけ)。
シーズン1が完結してから、イベント「ブラックジャガーパーク2号店計画中!」でようやく中心的な出番を得る。ブラックジャガーパークの支店を作りたいミナミコアリクイとマレーバグに協力するサーベルタイガーだったが、二人ともブラックジャガーパークへ一度も行ったことがないので(二人は知らないが、実はまだ完成してない)、どういうものを作ればいいかがよくわからず、しかしブラックジャガーには秘密にしたいので、サーベルタイガーはまずジャガーから聞き出そうとする。
ジャガーもブラックジャガーパークについて知らなかったが、別にわからなくてもいい、姉さんをびっくりさせるなら私たちらしさを盛り込もうと提案する。
ところが作業中にセルリアンを追い払おうとしたサーベルタイガーが勢い余ってアトラクションまで巻き込んで壊してしまい、自分の力とサーベルは何のためにあるのかと落ち込んでしまう。どう声をかければいいのか悩んでいたジャガーだったがブラックジャガーからアドバイスを貰って答えを得る。
そしてジャガーは、「わからなかった!」「いや、そもそも何のためにあるのかを考えることが間違いだと思ったんだ」と「サーベルタイガーのやりたいことのためにサーベルを使えばいい、使いこなすための修行になら自分が付き合う」と励まし、無事にブラックジャガーパーク2号店が完成した。
楽曲・歌(キャラソン)
完全な一覧はけものフレンズの楽曲一覧を参照。
曲名/参加アーティスト(歌)/収録アルバム・シングル・CD ※備考
関連動画
関連静画
関連お絵カキコ
関連立体
関連チャンネル
関連項目
脚注
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