概要
広島県出身。読み切りの掲載や『スタンダードブルー』の連載を経て、2000年からヤングキングアワーズで連載を開始した『朝霧の巫女』がヒット作となる。
が、2002年に放映された『朝霧の巫女』のアニメ版が原作ぶち壊しの見るも無惨語るも無惨な出来になり、平野耕太のように怒りを表明することが出来れば良かったのだろうがヒラコーと違って人が好かったためにそれも出来ず。せめてDVDをわざわざ買ってくれたファンのためにと律儀にパッケージを描き下ろしたばかりか、全巻購入特典を自力で作るなど、アニメ版の酷さの尻ぬぐいをした代償として寝込んでしまう。連載を落とし、そのお詫びに読者が思わず作者の精神状態を心配してしまうようなコメントを載せ、一時は連載の継続自体が危ぶまれた。
結局、ほぼ下書き状態での掲載もあったが何とか連載自体は継続し、2007年に終了。しかしボロボロの状態で続けた連載の原稿をそのまま単行本にはできない、と全面的に描き直しの作業を行うことになり、その結果として全9巻予定の単行本の発刊ペースが2~3年に1冊という状態が続いている。
その一方、blogでは自作の3D動画を公開したりしている。最近は単行本作業を進めつつ、各誌に散発的に短編を発表している。全9巻の作業が完了するのは果たしていつになるのだろうか。
そして2013年4月30日ついに最終巻9巻は発売された。2000年連載開始から足掛け13年、怪の寄る家から数えればさらに長い、長い長い物語もついに終幕を迎えたのである。今はただただ労いの言葉を贈り、疲れを癒してもらいたいと願うばかりである。
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本人制作の動画。先生仕事してください。
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