恵体豪打とは、「恵まれた体格から豪快な打球を放つ(選手)」を略した言葉である。読み方は特に定まっていない。
概要
ヤクルト入団後、和製大砲として大いに期待されるもその伝説的なサボりグセもあってか長い事目が出ず、二軍の帝王の代表格であったのが「畠山和洋」である。だが畠山は2008年に主力外国人の不調及びケガで二軍から招集されると結果を残して4番に座ることになる。この際に「12球団で最も年俸の安い4番」として注目を浴びることとなる。
しかし畠山の「恰幅の良く髭を残した山賊を髣髴とさせる風貌」は、野球ファンの多くにはいかにも長距離ヒッターであるという印象を与える一方で、実際の試合ではいぶし銀のベテランが見せるような右方向への軽打を量産。そのギャップから「恵まれた体格から糞みたいな打球を放つ」と煽られる結果になってしまった。この辺りの詳細は「恵体糞打」を参照してほしい。
しかし2010年に畠山はブレイクを果たし長打が増えるようになると、今度は「恵まれた体格から豪快な打球を放つ選手」と熱い手のひら返しをされるようになる。
これ以後長打力を伴った恰幅の良い選手はこのように呼ばれることが多い。
代表格
- 畠山和洋 - 東京ヤクルトスワローズ(元祖)
- 中村剛也 - 埼玉西武ライオンズ
- 山川穂高 - 埼玉西武ライオンズ
- 渡部健人 - 埼玉西武ライオンズ
(上記三人は「西武のデブ」として括られることが多い。) - 井上晴哉 - 千葉ロッテマリーンズ
- 杉本裕太郎 - オリックス・バファローズ
- クリストル・ブストス - アメリカ・ソフトボール代表選手
- くまのプーさん(プニキ) - 100エーカーの森
※なお余談だが、「くまのプーさん」の公式設定ではプーはテディ・ベア=ぬいぐるみであるとされるので、100kg超がひしめき合うこのメンバーの中では最軽量である。
読み方
「恵体糞打」同様、読み方が決まっているわけではないのだが、「豪打」という単語が先にあるのでおおよそ「○○たいごうだ」で固定される傾向があるようだ。
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関連項目
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