戦国アストレイ頑駄無とは、TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』に登場するプラモデルである。
概要
TVアニメ『ガンダム ビルドファイターズ』に登場するプラモデル。製作者はニルス・ニールセン。
ベース機はHG「ガンダムアストレイ レッドフレーム フライトユニット」。
元々武者をモチーフにしていたレッドフレームに、「和」を思わせる独特の改造を施した機体。機体名などから察しがつくように、公式がアストレイと武者頑駄無のコラボを意識したデザインである。
当世具足のように肩や太腿にアクセントのあるシルエット、なにげに足袋のようなランディングギアや、面頬のような金色のパーツが顔についているなどかなりの“らしさ”を持つ。
武装は二振りのサムライソード「菊一文字」と「虎徹」。(レッドフレームのページを読んできた読者はこの銘のチョイスにニヤリとできるだろう。)
これを肩部のホルダーにマウントしており、両手の保持は勿論、肩部外側のサブアームでの保持、攻撃も可能。
背中には「鬼面」が施され、これは取り外してシールドとして運用可能。
ものすごくケレン味重視のデザインなのだが、全くアストレイレッドフレームのイメージを崩していないあたり、ロウの図抜けたセンスが伺える。
……以上がこの機体の武装の全てであり、これだけを見ると射撃武装を持たないガンダムエピオン並に潔い機体なのだが、プラフスキー粒子(バトルフィールド上に散布される粒子)の変位によって刀でビームを両断し、剣戟を“飛翔”させることができるなど、有効射程はかなり広い。
また、徒手空拳による当身によって相手のプラモデルに直接プラフスキー粒子を送り込み、内部から破壊する奥義「粒子発勁(りゅうしはっけい)」を備える(機体の性能というよりニルスの技術)。なお発徑とは中国に伝わる対象に力を伝えるための格闘技術の事。
名前が戦国なのに技が中国だがこの機体の名前はアストレイ、気にしてはいけない。
なお、元々線が多いことで有名なアストレイをこれまた線を多めに描くことに定評のある阿久津氏自らデザインした為、アニメで動かすことなどまるで考えていないとしか言いようのないデザインとなっている。
そのためなのか本編では戦国アストレイが動いている場面は大変少なく、メイン回の19話では戦闘シーンほぼすべてにおいて機体の半分ほど黒ベタで覆うことで動かしている(ちなみにアニメ設定画の段階で線は減らされていてこれである)。
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