数とは、数量を表すものである。いくつかの意味がある。
- 数(かず) - 物の順序、個数、回数を表すもの。数字を使って表示される。
- 数(スウ) - 個数や順序を抽象化した数学的な概念。自然数や、それを展開した概念である整数、有理数、無理数、実数、複素数、などの総称。
- 数(スウ) - 名詞や代名詞などの文法カテゴリーの一つ。数量によって語形変化する。
人名
人名に用いられる。
漢字として
数
- Unicode
- U+6570
- JIS X 0213
- 1-31-84
- 部首
- 攵部
- 画数
- 13画
數
- Unicode
- U+6578
- JIS X 0213
- 1-58-43
- 部首
- 攵部
- 画数
- 15画
- 意味
- 旧字は數。
- 音によって意味が異なる。
- 〔説文解字・巻三〕には「計(かぞ)ふるなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 婁声の形声説、婁+攴の会意説がある。会意の解釈として、婁は、女性の高く結い上げた髪の象形で、攴は叩くという意味で合わせて髪を乱す意味とし、のちに計数の意味が生じたする説がある。
- 音訓
- 音読みは1.の場合、スウ、ス(漢音)、シュ(呉音)、2.の場合、サク(漢音、呉音)、3.の場合、ソク(呉音)。訓読みは、かず、かぞえる、せめる、しばしば、しきりに。名のりに、のり・ひら・や、がある。
- 規格・区分
- 数は常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 数(數)を声符とする漢字には、藪、籔などがある。
- 語彙
- 数学・数奇・数数・数詞・数字・数式・数珠・数値・数理・数量・数論
異体字
関連商品
関連項目
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