東映の本気とは、老舗の計り知れないパワーのことである。
おもに、子会社である東映アニメーションのアニメに関して言われる言葉である。
概要
老舗であり、かつたくさんのアニメーションを抱えているだけあって、東映アニメーションの作品は普段作画や動画が安定しないというアニヲタ層にとっては致命的な欠陥を抱えており、かんたんルミナス等のとんでもないものを生み出すこともしばしばである(それでもハイビジョン放送以降は以前よりも安定傾向にある)。そもそも東映アニメーションは予算に厳しく、古くから動画の海外委託を進めていたり、一話あたりの動画枚数に上限が設けられているなど、基本的に「きれいで安定した作画」とは縁遠い環境にある。
だがそこは老舗、蓄積された経験と突出した才能溢れるクリエイターの力が揃った時、その他のアニメの追随を許さぬとてつもない神回を生み出すことがある。それはケレン味溢れたバトルであったり、他のアニメ製作会社ではやらないような巧みな演出によってエピソードが良質に仕上がっていたりと様々である。
子供番組ばかり作ってるだけの会社、なんていわれることの多い会社であるが、普段停滞している中でこういう本気を見せる時があるからこそ、神回がより映えるという観点もあること忘れてはいけない。
近頃は、普段は度の過ぎたおふざけに厳しめな東映が本気でふざけた特撮作品などに使用されることも。
関連動画
関連項目
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