歌とは、詩などの言葉に、メロディーをつけリズムをつけた声による作品である。
概要
一人または複数の人間によって演奏される。近年では人間の声を合成するソフトウェアによっても演奏される。楽器による演奏を伴うこと(伴奏)が多い。伴奏のない歌はアカペラと呼ばれる。
一人で歌う歌をソロ(独唱)、二人ではデュエット(重唱)、などという。また複数人で声を合わせて歌うことを合唱という。
歌は儀式などで歌われまた娯楽として親しまれてきた。各国、各民族で歌い継がれてきた歌を民謡という。近現代のさまざまメディアで流通される歌をポピュラー・ソングという。
歌を生業とするものを歌手という。バンドの一員で、歌を主に担当する場合にはボーカリスト(もしくはボーカル)と呼ばれる。クラシック音楽の場合は声楽家という。
ニコニコ動画では、自分で歌を歌う動画のジャンルを歌ってみたといい、そうした歌を歌っている動画の投稿者を歌い手という。また音声合成によって歌う動画も人気である(VOCALOIDなど)。
その他の意味
漢字として
- 意味
- うた、うたう、吟じる、朗詠する、という意味がある。日本語では漢詩に対して和歌をいう。〔説文解字・巻八〕に「詠ふなり」とある。
- 字形
- 形声。声符は哥。
- 音訓
- 音読みは、カ(漢音、呉音)、訓読みは、うた、うたう。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校2年生で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 歌楽・歌曲・歌手・歌唱・歌人・歌壇・歌舞・歌謡・歌留多
異体字
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