死の国からの脱出とは、マジック:ザ・ギャザリングのカードの1つであり、壊れたカードである。
概要
死の国からの脱出/Underworld Breach
(1)(R)
エンチャントあなたの墓地にあり土地でない各カードはそれぞれ脱出を持つ。脱出コストはそのカードのマナ・コストに「あなたの墓地から他のカード3枚を追放する。」を追加したものに等しい。
終了ステップの開始時に、死の国からの脱出を生け贄に捧げる。
このカードを見てやばいと思った方、あなたは正しい。あのヨーグモスの意志は3マナ。こっちは2マナである。さらに、墓地から3枚追放するから確かに使い続けると選択肢は減るが、唱えたインスタントやソーサリーが墓地に落ちたときに追放されることもないのも大問題である。だから、3マナ以下で自分からライブラリーを6枚以上一度に墓地に落とせるカードとライオンの瞳のダイヤモンド(0マナのアーティファクト、タップと生贄と自分の手札をすべて捨てることで好きな色マナ3つ出るBlack Lotusの調整版)があればいくらでも回せてしまう。しかも前者に該当する代表例である思考停止(3枚削るインスタントでストームつき)はそのままフィニッシャーにもなる。
結果的に、その3枚の組み合わせがレガシーを支配してしまったため、2020年3月9日発表の禁止改定で3月10日付でレガシーの禁止カードに指定されてしまった。
その後、2020年8月3日の禁止改定で、パイオニアの禁止カードに指定された。こちらでもコンボデッキで使われていたことが原因である。
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