気を使う程度の能力とは、気遣い、心配りのことである。
本義
東方Project のキャラクター「紅美鈴」の能力「気を使う程度の能力」を指した表現。
武術[1]において、オーラのような不可視のエネルギーを、可視、若しくは不可視のまま、体外へ向けて発し、物体に影響を与える力の事を指す。
要するに「かめはめ波」が使えるような能力の事を指している。
ニコニコ動画における気を使う程度の能力
前項にある東方Project のキャラクター「紅美鈴」が本義の能力として使用していた。
ところが、彼女が他人(主にメイド長など)に対して心配りや、気遣いを見せる二次創作が増えるに連れ、
本義とは違う「気遣いを見せる」意味で、「気を使う程度」の能力というタグやコメントが表れるようになった。
更には他の東方関連の動画においても、誰かが(大方の場合“余計な”)気を使う場面においても、
同じようなコメントがされるようになっていった。
当然の事ながら、気の使い方を間違えると修羅場と化すので注意が必要である。
使う?遣う?
この「気を使う」という言葉によく似た言葉に、「気遣い」がある。
こう考えると「気を使う」は本当は紅美鈴のような時に使い、「心配りをする」という意味で使う場合は「気を遣う」が正しいのではないかと考える人もいるかもしれない。
しかし、「遣」という漢字は「派遣」という言葉からも分かるように「人をよそにやらせる」「つかわす」という意味があるため、「気を遣う」ではこの意味に当てはまらなくなってしまう。
それでは「気遣い」はどうして「遣う」なのかというと、「遣」には前述の意味の他に名詞で「ものの使い方」という意味がある。つまり「気遣い」は「気の使い方」という意味合いになる。(漢字源より)
このため、「無駄遣い」などの名詞になる場合は「遣」を、「~を使う」などの動詞になる場合は「使」を用いるのが正しい。
ちなみに「気を遣る」だと、ふぅ・・・のことを指すらしいので注意が必要。
「気を使う程度の能力」 OR 「気を遣う程度の能力」でタグ検索→
使用者
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関連項目
脚注
- *現実の武術においては、マンガなどの表現にあるような可視エネルギーとして“気”が認識される事はない。
また、中国武術においては、気でなく、勁と表現される。もちろん、こちらも可視エネルギーではない。武術としての気、勁という力は、あくまで肉体、筋肉の使い方を表現したもので、必ずしも純エネルギーを指しているわけではないので注意が必要である。
なお“気を発する”という表現は、80年代の内家拳ブーム(ひと括りにはできないが、要するに太極拳ブーム)や、北斗の拳、ドラゴンボールに代表されるアニメ、マンガなど、メディアの影響が大きい。
編者の主観を交えれば、サイキックブームに乗った特番などで、よく、外気功なる正体不明の力を使う人物が、サイコキネシスなどの実証実験に呼ばれていたのも、この誤解に拍車をかけた一因じゃないかと思う。え?そんな番組知らん? そうか、若いっていいな!
もっと詳しく知りたければ、後は自分で調べてください。ここはニコニコ大百科、必要だと思ったら「要編集記事の一覧」へ資料などと一緒に申し出てください。
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