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江ノ島電鉄が運行している路線については「江ノ島電鉄線」の記事を参照。 |
江ノ島電鉄(えのしまでんてつ)とは、神奈川県藤沢市に本社をおく鉄道事業者である。
概要
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江ノ島電鉄とは神奈川県藤沢市の藤沢駅から鎌倉市の鎌倉駅までを結ぶ江ノ島電鉄線を運行している鉄道事業者であり、一般的に江ノ電の愛称で親しまれている。
鉄道事業の他にも江ノ電バス(江ノ島電鉄バス)などのバス事業・不動産、観光事業も行っている。
江ノ島電鉄線は路線距離が10kmしかなく、全線単線のローカル線である。開業時は39駅あったが、現在は15駅で営業している。日中は12分間隔で運転され、利便性は高く、沿線には江ノ島をはじめ、稲村ヶ崎や長谷観音など名所が多く全国にファンも多い路線である。東京からも近く、2011年度の1日の輸送人員は平均4万2千人。
バス事業では、湘南を走るオレンジバスやミニバス(こまわりくん)を運行している。その他にも羽田空港へのリムジンバスや関西地区への高速バスを運行するなど、1日約7万6千人が利用している。
観光事業では江ノ島エスカーや江の島展望灯台の運営を行っている。
歴史
- 1900年(明治33年)11月25日 江之島電気鉄道株式会社創立。
- 1902年(明治35年)9月1日 藤沢駅~片瀬駅(現江ノ島駅)間開業(日本で6番目の電気鉄道)。
- 1910年(明治43年)11月4日 藤沢駅~小町駅(現鎌倉駅)間全線開業。
- 1911年(明治44年)10月3日 横浜電機株式会社が江之島電気鉄道を吸収合併。
- 1921年(大正10年)5月1日 東京電灯株式会社(現東京電力)が横浜電気を吸収合併。
- 1926年(大正15年)7月10日 江之島電気鉄道設立。
- 1927年(昭和2年)7月10日 辻堂~南浜竹間、辻堂~浜竹間でバス事業を開始。
- 1928年(昭和3年)7月1日 東京電灯から江ノ島電鉄線を譲り受け営業開始。
- 1938年(昭和13年)10月20日 東京横浜電鉄(現東京急行電鉄)の傘下に入る。後22年に分離。
- 1945年(昭和20年)11月27日 軌道業を地方鉄道業に変更。
- 1949年(昭和24年)8月1日 江之島鎌倉観光株式会社に変更。
- 1953年(昭和28年)4月1日 小田急グループ加入。
- 1959年(昭和34年)7月23日 江ノ島エスカー営業開始。
- 1981年(昭和58年)9月1日 江ノ島電鉄株式会社に社名を変更。
- 2002年(平成14年)9月1日 江ノ電開業100周年
- 2007年(平成19年)3月18日 PASMOとSuicaを導入。
- 2009年(平成20年)10月14日 京福電気鉄道株式会社と姉妹提携。
- 2010年(平成22年)11月4日 全線開業100周年。
- 2013年(平成25年)3月25日 IC乗車カード全国相互利用開始。
登場作品
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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