海峡とは、JR東日本・JR北海道で運行されていた列車名である。
概要
念願の青函トンネル開業に伴い青森駅~函館駅間に従来の青函連絡船8往復に代わって設定されたのが快速海峡である。連絡船時代には3時間50分掛かっていた青森駅~函館駅間をこの快速海峡は2時間半で結ぶ事となる。
ちなみに、津軽海峡線開業時に同線を経由していた旅客列車は夜行特急日本海1往復・北斗星3往復・昼行特急はつかり2往復・夜行急行はまなす1往復である。
運行開始時には青函トンネルブームで利用客も多かったが徐々に利用者数が減っていったので、てこ入れとして東北新幹線八戸延伸開業の際に特急白鳥・スーパー白鳥に格上げする形で廃止されてしまった。これにより海峡は最後に客車が使われた特急料金・急行料金不要の定期普通列車となってしまった。また、末期には五稜郭駅にも停車していた。
変遷
1988年3月 - 海峡線開業に伴い青森~函館間に快速海峡8往復が設定。
停車駅は青森駅(8/8) - 奥内駅(2.5/8) - 蟹田駅(8/8) - 津軽今別駅(2/8) - 竜飛海底駅(上り2/8) - 吉岡海底駅(下り2/8) - 木古内駅(8/8) - 上磯駅(2/8) - 函館駅(8/8)
1997年3月 - 1往復を特急はつかりに格上げし、快速海峡は7往復に減便。
2002年12月 - 東北新幹線八戸延伸開業に伴うダイヤ改正で青函連絡は特急白鳥・スーパー白鳥が受け持つ事になり、快速海峡廃止。
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