たっぴかいてい | ||||||||
竜飛海底 | ||||||||
TappiKaitei | ||||||||
つがるいまべつ Tsugaru-imabetsu |
よしおかかいてい Yoshioka-kaitei |
竜飛海底駅(たっぴかいていえき)とは、青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜にあった、JR北海道海峡線の駅である。
概要
竜飛海底駅 | |
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たっぴかいてい - Tappi-kaitei | |
基本情報 | |
所在地 | 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道 |
所属路線 | ■海峡線(津軽海峡線) |
駅構造 | 地下駅・海底駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 | 0人/日 (2014年度) |
開業年月日 | 1988年3月13日 |
廃止年月日 | 2014年3月15日 |
備考 | |
駅テンプレート |
もともと、トンネル内で火災が発生した時などのための避難用施設として設置され、後に見学用の施設として使用することになったため、ホームがかなり狭い。北海道側にある吉岡海底駅も同様の目的で設置された駅である。
このため、乗降口も限られており、ホームで列車を待つことは無い。
避難用の設備としては1000人ほどが退避可能な空間があり、トイレや公衆電話も設置されている。後述する竜飛斜坑線に併設された階段から地上へ脱出することも可能。
この駅で乗降できるのは、「竜飛海底駅見学整理券」を所持した乗客のみ利用可能。
コースとしては、竜飛海底駅を見学するほか、地上にある青函トンネル記念館を見学できるほか、オプションとして竜飛岬に行くことも可能。
青函トンネル記念館に行く際には付近にある「青函トンネル竜飛斜坑線(もぐら号)」の体験坑道駅を利用する。
なお、青函トンネル記念館が冬期は休館となるため、当駅も冬期は見学コースの設定は無い。
「竜宮水族館」と言う世界で一番低い位置にある水族館が存在するが、現在は魚が一匹もいない。
北海道新幹線の開業に備えた青函トンネルの改修の関係で2013年11月10日を以って見学を取りやめることとなった。なお、ホームが新幹線が走行する際に阻害となるため、そのまま2014年3月15日に廃止された。駅として廃止された後は、「竜飛定点」として保線基地および非常時の避難所として使用される。
なお、当駅の廃止後も青函トンネル竜飛斜坑線は存続する予定であり、青函トンネル記念館から体験坑道を見学することはできる。ただし、竜飛海底駅そのものを見学できるのは2013年限りとなった。
なお、避難設備については駅として営業していた時代は使われなかったが、廃止後の2015年4月3日に「スーパー白鳥」が青函トンネル内で発煙した際に初めて使用された。
連絡誘導路 | 駅名標 | 見学整理券 | 道駅 | 体験坑
見学コース
必要なものは海底駅見学整理券、乗車券、自由席特急券または指定席特急券(蟹田駅~木古内駅間相互区間内で乗下車する場合は自由席に乗車する場合に限り不要)である。グリーン車指定席は乗れないことになってるので注意。
なお、コースで指定された列車に乗車すればいいので、列車の途中駅からの乗車・下車は問題無い。
海底駅見学整理券は、2,040円(子ども半額)である。なお、海底駅見学整理券の発売開始日は利用日の1ヶ月前であるが、お得なきっぷのような10時発売ではなく、窓口のマルスを立ち上げた瞬間から発売できるため、実質、窓口の営業開始と同時に日付が変わると同時に発売であるため注意。現在、竜飛海底駅が廃止が発表されてから、かなり整理券が取りにくくなっているが、早朝に駅に出向けば購入できる可能性がある。
2013年9月現在は以下のコースで竜飛海底駅の見学が可能であった。
竜飛1コース
函館駅(12:04発)→スーパー白鳥30号→竜飛海底駅(13:14着)→見学→竜飛海底駅(15:49発)→白鳥23号→函館駅(17:01着)
函館駅からの往復コースとなるため、竜飛海底駅までの往復分の乗車券・特急券が必要となる。
竜飛2コース
新青森駅(12:45発)→スーパー白鳥19号→竜飛海底駅(13:51着)→見学→竜飛海底駅(16:46発)→スーパー白鳥25号→函館駅(17:54着)
新青森駅から竜飛海底駅経由で函館駅に抜けるコース。特急券はそれぞれの列車で必要となるが、竜飛海底駅は特殊な駅であることから途中下車扱いとならないため、乗車券は通しで購入することができる(お得なきっぷに関してはルールが異なる場合があるため、JR北海道に個別に確認すること)。
11月9日・10日
以下のコースはJR北海道函館支社が企画する旅行商品である。11月9日および11月10日のみ設定。各コース定員40名(最少催行人員25名)。函館駅発着で、弁当および記念品つきで、9,900円(子ども6,700円)。
申し込みは往復はがきのみで、1通につき1コースのみの受付となる。同行者は1名のみ受付。締め切りは10月15日当日消印有効。抽選はAコース→Bコースの順で行うため、Aコースに当選した場合は自動的にBコースは落選となる。
詳細はJR北海道のプレスリリースを参照のこと。
Aコース
函館駅(8:08発)→スーパー白鳥22号→竜飛海底駅(9:15着)→見学→竜飛海底駅(12:40発)→スーパー白鳥15号→函館駅(13:44着)
Bコース
函館駅(10:17発)→スーパー白鳥28号→竜飛海底駅(11:20着)→見学→竜飛海底駅(13:52発)→スーパー白鳥19号→函館駅(14:58着)
隣の駅
海峡線(津軽海峡線)
隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
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津軽今別駅 | 竜飛海底駅 | 吉岡海底駅 |
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