衝撃波(英: shock wave)とは、物体が超音速で進む際に生じる空気の強い波のことである [1]
概要
記事冒頭のリンク先のPDFの解説によると、衝撃波は引き波のようなものであり物体が空気を押しのけて出来る大きめの空気の波であり、単純な物で言えば、電車の通過や高速に移動する車の横にいてそれらが過ぎ去った後に「ボフッ」っと体感するあの空気圧である。
空気の他に、水中にいる人間がビート板などを利用し水の圧を受け動く事も衝撃波の一つであり、音圧という意味ではでかい花火で音が「ドーン」となる前に部屋の窓ガラスがガタガタ鳴るのも衝撃波の一つである。
弊害
特に強力なものでは騒音・難聴というレベルではなく
近隣の窓ガラスが割れたり、車の防犯アラームが作動するほどの威力がある。
爆薬の起爆、戦車など強力な火砲の発射、超音速で低空飛行する戦闘機など。
瞬間的であっても多大な圧力や振動が襲うため
特に衝撃波に晒される機械や部位においては強度設計等が必要となったり
土嚢や防壁といった物理的な防護で周囲への被害軽減を図る必要がある。
水中においては音や衝撃波が効率的に伝搬するため、爆発物によるダメージが甚大となる。
水中への手榴弾投下や、ダイナマイト漁などが良い例。(銃弾などは水の抵抗で急停止してしまう)
フィクションにおける衝撃波
- 単純な火力・攻撃力、戦力差の描写
- 広範囲攻撃、攻撃範囲の広さといった描写
- 周囲への人的・物理的な二次的被害
- 覚醒・状態変化による表現
- 爆発などの被害・緊急・異常状態の描写
…など、表現技法として幅広い。
技を放った後、衝撃波により地面が破壊される描写やキャラクターが吹っ飛ぶ等の描写でその技(必殺技)の威力を表現する事がある。
仮に、ある魔法少女が敵対する魔法少女と戦闘になり、互いに技を繰り出し消耗し疲労しきったところで前者の魔法少女がこの不毛な戦いを終わらせるためと魔法ステッキからビームを放ったとする。
この魔法ビームは、相手の魔法少女を吹っ飛すばす威力はあっても、必ず説得をして敵対する魔法処女にも自分と同じ幸せをつかみ取ってもらうために、前提として生命を奪う事を絶対してはいない威力でかつ、「力尽く」という、当魔法少女が嫌がる方法を利用してでも相手を屈服させ「自分が悪かった」と反省させるほどの威力でないといけない。
しかしながら、相手の魔法少女も魔法への耐性や障壁(バリア)を構築できることから、まずはこの障壁の耐性超えて破壊する威力が必要である、当然、威力が大きすぎるとそれを破った後に相手が消えてしまうためそれは望む結果ではない、また安易な妥協は相手からの反撃の機会を生むのでそれはそれとして自分が危険である。
これらを総合して、これから放つ魔法はかなりの速度で相手に届く必要があるものの、速度を優先しすぎた細かな攻撃では威力が分散してしまいその攻撃に意味が無くなってしまう、また、全魔法力を利用すると自分が浮遊する能力を失い落下や変身を維持できず防御する能力が無くなり自分の身が危ない。この状況で今出来る最大の魔法力を使い、障壁を破壊したのち急に拡散し相手を薄く広く攻撃するという繊細かつ強大な威力が必要である。 そのため、当魔法少女がこれから放つ魔法は弓道における最大限の弦を引きよせ速度を増し、矢のように一点に集中し突破後、威力を放つといった動きの魔法になる。
場面が変わり、敵対する魔法少女が消耗した魔法力を回復しようとその場にとどまっていたところ、当魔法少女は静かに詠唱を始め狙いを定める、それに気がついた敵対する魔法少女は素早く動きたいが魔法力を消耗していたため障壁をなんとか張るのが精一杯と同様に障壁を展開する詠唱を始める。
その場にいるはずもないカメラが詠唱しきった魔法少女にズームインして、最後の命令文である必殺技をコールする。
必殺技で放たれたビームはかなりの速度で相手に進むが、この魔法の周囲では一点に力を注がれ威力を落とさないまま空気をビニールの様に伸ばしつつ水面やアスファルトは巻き上げ周囲の植木は繁る葉っぱを飛ばしつつ凪倒れ相手の魔法少女に届く。
敵対する魔法少女は構築した障壁にヒットした事でその一点の耐久力を上げようとするものの間に合わず破壊され「バリアが…」を言わせることもなく、届いた魔法はその一点の穴から布を広げたよう相手の魔法少女を中心に置いて球になるように拡散する、ここでも魔法は空気を押し出すかのように伸ばす
後、相手の魔法少女は攻撃を受け光に包まれ被弾するが、周囲では押し出された空気やその位置に戻ろうとする空気の衝撃波が発生する、被弾した魔法少女は魔法力を失い周囲の変化に耐えることが出来ずこの影響でを受け宙に浮き上がる。また主人公の魔法少女が極限まで込めた魔法力の威力はすさまじく周囲を光に包むが主人公の魔法少女は当人の魔法力を維持しているため、少量の衝撃波をうけるものほとんど影響を受けずその場にとどまり続ける。
場面が変わり主人公の魔法少女は肩で息をつきながらその場で横たわる魔法少女を見つめる、裏では番組はテーマソングを流しキャラクターにかぶらない位置にスタッフの名前を載せてエンディングへと進み物語はフィナーレへと進む。
このため、番組のエンディングで流れる廃墟の町並みや破壊された森林のほとんどの描写は、魔法のビーム自体の威力ではなく、先ほどの解説の通り伸びてしまった空気が通常の状態へ戻そうとして大きな波が起こり発生した衝撃波によって破壊されたものがほとんどである。
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関連項目
脚注
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