迷路の終わりとは、マジック:ザ・ギャザリングのカードの1つである。収録はドラゴンの迷路。
概要
迷路の終わりはタップ状態で戦場に出る
(T):あなたのマナ・プールに(C)を加える
(3),(T),迷路の終わりをオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーから門カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。あなたが異なる名前の門を10個以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する
すなわち、繰り返し使える特殊なフェッチランド兼特殊勝利条件カードである。当時のスタンダードやブロック構築は環境が低速だったこともあり、これに基づいた勝利を軸に据えた迷路の終わりコントロールが多かった。スタンダード落ちした後は、モダンの高速環境についていけず全く見なくなったカードではある。
- タップ状態で戦場に出るということは、出たターンに使うことができない
- サーチをするのに3マナも必要なので、結構悠長
- 門についてだが、ラヴニカのギルド1つ1つに対応して10種類存在するので、それら全てをサーチしないと勝利できない。なお、門はタップインなので、マナが伸びる速度も結構ゆっくり
一応、パイオニアやモダン以下でもこのカードの魅力に取り憑かれてデッキを作ろうとする人がいるようである。
ドラゴンの迷路
フレーバーとしてはラヴニカの回帰ブロックのフィナーレを飾るものとなっている。
ディミーア家の当主ラザーヴの暗躍によってギルド間の対立は加速し、一種即発となった。各ギルドは強大な魔法である"至高の評決"を利用することで、各々の敵対ギルドをつぶそうとしている。そして至高の評決の実態は、ギルド間の緊張が極まった場合のリセット装置のようなものであり、このままでは発動は時間の問題であった。
土壇場でニヴ=ミゼットの機転によって、この力を得るにはイゼットで研究していたラヴニカをめぐるマナの通り道……迷路をギルド代表者が走破することで手に入るのだと公表される。かくしてそれぞれのギルドは走者を出しレースは始まった。
レースの終盤、やはりラザーヴによってギルド走者同士の争いは起こる。ジェイスはこの事態をなんとかするため、ゼンディカーで行ったある策を実行する……。
このカードは、レースのゴールであるアゾールの公開広場を描いている。
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