「逆だったかもしれねェ…」とは、漫画『NARUTO -ナルト-』のキャラクター、うずまきナルトのモノローグである。
概要
木ノ葉隠れの里の上層部の命令で一族を皆殺しにし、その責任として、真実を明かさぬまま自らの命を弟のうちはサスケによって絶たせたうちはイタチ。
兄の命を弄んだ復讐のため、サスケは木ノ葉隠れの里の壊滅を決意する。
キラービーの拉致、そして志村ダンゾウの襲撃…誰も庇うことができなくなるほどの悪虐を繰り返すサスケ。
そこに、かつて同班の仲間だった春野サクラが、サスケを止めに来る。
しかし、復讐に取り憑かれたサスケは、サクラを殺すことすら厭わなくなるほどまで落ちてしまった。
後に駆けつけたはたけカカシとナルトがサクラを守るも、カカシにとってサスケはこの手で殺すしかなくなっていた。
しかしナルトは、悪に染まったサスケに対し「分かるってばよ」と寄り添った。
体内に封じられた九尾によって迫害されていたナルトも、過去に復讐を考えたことがあるとサスケに伝えた。
その言葉も響かなかったサスケは千鳥で再度サクラを仕留めようとし、気づいたナルトはサクラを守るため螺旋丸で迎え撃つ。
里の民から嫌われていたナルトは、民を守る火影になるため、螺旋丸を体得した。
そして一族から愛されていたサスケは、一族の復讐のため、千鳥を体得した。
生い立ちからすれば、愛を知るサスケが平和のために生き、孤独に生まれたナルトが復讐に走る未来もあったかもしれない。
もしかしたらサスケ…
お前とオレが…
逆だったかもしれねェ…
と、ナルトが千鳥を、サスケが螺旋丸を体得した世界を想像した。
X(Twitter)では、「逆だよ!」とツッコむ際の代わりにこのコマ画像が使われることがある。
また、ナルトとサスケの配置や技を入れ替え、「これで元通り」「どこいくねーん」などに台詞を差し替えたコラ画像も作成されている。
関連静画
関連項目
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