岸本斉史(きしもと まさし)とは、日本の漫画家である。岡山県出身。双子の弟に、同じく漫画家の岸本聖史がいる。
概要
1974年11月8日生まれ。岡山県勝田郡奈義町出身。九州産業大学芸術学部に在学中の1996年、「カラクリ」が週刊少年ジャンプの新人漫画賞であるホップ☆ステップ賞を受賞しデビュー。
1997年に読み切りとして掲載され、その後1999年から週刊少年ジャンプで連載が開始された忍者漫画「NARUTO -ナルト-」は、尾田栄一郎の「ONE PIECE」と並ぶ2000年代の少年ジャンプの看板作品として日本のみならず世界中で人気を博し、2014年の完結まで全700話・15年に渡る長期連載となった。コミックの発行部数は全世界で2億部を突破している。
NARUTOの連載終了後、現在は映画、イベント関連の仕事に関わっている。
次の漫画連載について、雑誌のインタビューで「次回作はSF作品を描こうと思っています」とコメントしており、実際にSFと侍を題材とした「サムライ8 八丸伝」を連載。作画は長らくアシスタントを務めた大久保彰が担当しており、自身は原作に専念している。
人物
- 漫画において影響を受けた人物に「ドラゴンボール」の鳥山明、「AKIRA」の大友克洋、「無限の住人」の沙村広明などを挙げている。
- これまでほとんど顔出し取材、メディア出演をしていなかったが、2012年にNHKの情報番組「あさイチ」で初めて顔出しでテレビに出演した。NARUTOの連載終了後は多くの雑誌、メディアのインタビューに応じている。
関連動画
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関連インタビュー記事
認められるまでにずいぶんかかった。 ― 岸本斉史、『NARUTO―ナルト―』を終える。 - (R25)
「NARUTO-ナルト-」原作者・岸本斉史が語る 忍の世界の設計図 - (シネマカフェ)
『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』岸本斉史 単独インタビュー「漫画作りの参考書は映画だった」 - (シネマトゥデイ)
世界のNARUTOは身近な経験談から生まれた - (東洋経済オンライン)
関連項目
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