『魔導物語はなまる大幼稚園児』とは、徳間インターメディアより発売されたスーパーファミコン用ソフトである。
概要
コンパイルが開発した魔導物語シリーズの内で、唯一スーパーファミコン用のソフトとして1996年1月12日に発売された作品。2Dフィールドを探索するRPGで、シナリオはMSX2用ソフト「魔導物語1-2-3」の1をベースにアレンジが加えられたものとなっている。
冒頭の通り、本作の発売は「コンパイル」ではなく「徳間インターメディア」(徳間書店の元子会社)となっており、その影響か長らく移植のなかった本作だが、D4エンタープライスが2017年8月10日に『魔導物語 きゅ~きょく大全 SUN -SFC&DS- with LADY-BONO!』に移植したことを皮切りに2023年4月7日に『魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り』にも移植、2024年3月19日には同社のレトロゲームの配信サービス『プロジェクトEGG』にての配信され、手に取りやすい作品となった。(なお、きゅ〜きょく大全はどちらも現在は販売終了されている)
ちなみに、その版権の影響か本作にのみ登場するキャラクターは他の魔導物語及びぷよぷよのゲーム内には登場していない。なお、当時連載されていたコミカライズ『とっても!ぷよぷよ』には登場している。
ストーリー
ーここは様々な生き物たちが住む不思議な世界ー
まだ、「魔導」という力を誰もが使えた時代のお話です。私たちが学校で知識を身につけるのと同じように、ここでは「魔導」の力を学校で学んでいました。
「魔導」の力を使いこなす「魔導士」は、その力で困っている人や苦しんでいる人を助け、みんなを幸せにすることができるため、みんなの憧れでありました。
しかし、「魔導士」になれる人は、そんなに多くはなかったのです。才能にめぐまれ、熱心に勉強した人だけが「魔導士」となれたのです。そして、この魔導村にも「魔導士」になることを夢見ている少女がいました。
少女の名前は"アルル・ナジャ"。卒園試験を間近にひかえ、毎日、勉強にはげんでいる幼稚園児です。アルルは、立派な「魔導士」になるために、なんとしても、今度の卒園試験に合格しようと思っています。
おかあさん、おばあさん、ともだちにはげまされて、アルルは、卒園試験の合格めざして、不思議な世界をかけめぐります。さて、アルルは無事に魔導幼稚園を卒園することができるでしょうか?
それは、あなたの目で確かめてくださいね。取扱説明書より引用
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関連項目
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