鼻眼鏡とは、鼻に装着して掛ける眼鏡である。大きく、下記の2種類に分ける事が出来る。
概要
主にお笑いの舞台や仮装の場で見受けられる、作り物の鼻とセットになった眼鏡(グッズ)。
眉毛や髭が一緒に付属している事も多く、また記事の冒頭で述べた1.の眼鏡と違い眼鏡のテンプルが有るケースも多数見られる。無かったりする事もあるが。
発祥は20世紀前半に活動していたアメリカのコメディ俳優・マルクス兄弟と言われ、メンバーの1人「グルーチョ・マルクス」が扮装に使用していた付けヒゲと眼鏡が彼の芸風と共に日本でも永田キングや横山エンタツ、ザ・ドリフターズ等といった著名なコメディアン達を通して定着した結果、現代では鼻眼鏡というと一般的にはお笑いに直結するようである。
パーティグッズとして販売もされており、コメディアンのみならず誰でも気軽に購入できるほか、クリスマスのシーズンになると、もじゃもじゃした白ヒゲが付属したサンタクロース仕様の鼻眼鏡も見られる。サンタクロースに変身するために装着するという都合上、こちらは白い眉毛がくっついていたり帽子や服も一緒に販売されている傾向にある。
創作作品でもギャグシーンなどで度々登場し、眼鏡キャラに関係なく様々な人物が装着している。
基本的には上記の特徴に加え、レンズの部分が牛乳瓶の底のような丸模様だったり、ぐるぐる目のようにうずまきが描かれている事もある。レンズに何も無い場合は眼鏡を掛けた人物の目の印象と鼻眼鏡というアイテムのギャップが、登場人物達や視聴者(読者)に笑いを提供するのである。
何より、イケメンや美少女、シリアスキャラもこれ1つでギャグキャラに早変わりできる魔法のアイテム。
そしてフィクション作品しかり現実しかり鼻眼鏡は大抵、眼鏡の本来の役割を果たしていないのは書くまでも無い。
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