No.79 BK 新星のカイザーとは、遊戯王OCGのカードである。
概要
「PRIMAL ORIGIN」(2014年2月15日発売)でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/戦士族/ATK 2300/DEF 1600
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分の手札・墓地から「BK」と名のついたモンスター1体を選んで、
このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×100ポイントアップする。
また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、
自分の墓地からレベル4以下の「BK」と名のついたモンスターを選択して特殊召喚できる。
墓地のBKを素材にし、素材の数に応じて攻撃力を上げる効果と、相手によって破壊されたとき、墓地のBKを復活させる効果を持つ。
素材自体に縛りはないものの、効果の性質上BK専用のカードとなる。攻撃力はエクシーズ召喚直後で2500となり、序盤のような墓地がたまっていない状況でない限りは墓地のBKを素材にしてすぐに2600の攻撃力を得られる。
破壊されたときに墓地のBKを復活できる。このカードには自分から素材を使用する効果がないため、素材をため込んだ状態で破壊されれば、結構な数のモンスターを展開できる。新たなモンスターのエクシーズ召喚につなぐのが理想だろう。大量展開できるため、素材を多く要求する「No.105 BK 流星のセスタス」などにもつなぎやすい。
ただし、相手によって破壊されるという受動的な条件であるため積極的には狙いにくく、「~時」に発動する任意効果であるため、場合によってはタイミングを逃す。その他、「No.101 S・H・Ark Knight」のような破壊以外の手段による除去の場合も効果は使えない。破壊された時の保険にはなりうるが、あまり過信はできない。
同じ素材から、「BK 拘束蛮兵リードブロー」をエクシーズ召喚することも可能。向こうは初めの攻撃力は劣るが、BK全体を守る破壊耐性と、素材を失うごとに攻撃力が強化される効果を持っている。初めから高めの攻撃力を持つこちらとは状況に応じて使い分けるといいだろう。
BKには、BK以外のモンスターを出せないデメリットがある「BK スイッチヒッター」もあるため、単にBKエクシーズの選択肢が増えたというだけでもうれしい。
欠点としては、自分から素材を使用する効果を持たないため、墓地を利用する「BK スイッチヒッター」などのBKとの相性が若干悪い点(これ自体はリードブローにもある程度言えることではあるが)。
素材をコストにする「鬼神の連撃」などを気軽に使えるメリットにもなりうるが、素材を失うこと自体がメリットになりうるリードブローと異なり、こちらは素材をため込んでいるほうが力を発揮できるという違いがある。
攻撃力がほしいなら「No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング」などもあるとはいえ、前述の通りBKであるというだけでもスイッチヒッターなどの存在からメリットであり、BKデッキのランク4モンスターの1体として十分に活躍できるだろう。
最後の効果で特殊召喚できるBKに「レベル4以下」という制限があるが、現状レベル5以上のBKは存在しない。しかしこの記述は、レベルを持たないエクシーズモンスターを除外するものとして意味をなしている。
ナンバーズ(No.)と名のついたモンスター。
ナンバーズ自体はアニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」で、アストラルの記憶のピース、あるいはアストラルの力が散らばったもので、基本的には100枚あるとされている。このカードがアニメや漫画に登場したことはないが、同じナンバーのカードは登場していないため、設定上はこのカードも100枚のうちの1枚なのかもしれない。
また、「BK」はアニメでアリトが使用したモンスターである。
アリトがこのカードを使用したことはなく、アリトと同じバリアン七皇でも、ドン・サウザンドから渡されたもの以外のナンバーズを使用しているのはベクターの「No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル」くらいしかなく(見方によってはシャークが使ったNo.17などもあてはまるが)、アリトがこのカードを持っているとすると少し違和感はあるかもしれない。とはいえ、アニメでも視聴者に明かされず所在不明のままのナンバーズが結構な数になるので、視聴者には見えないところでナンバーズハントを行っていても不思議ではない。
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関連項目
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