SEO(Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化)とは、検索サイトで上位表示するための対策である。
概要
アクセス数を上げるには検索サイトの順位を上げたり、有名サイトからリンクしてもらうなどの必要があるため、特に検索という行動が一般化した現在においては、検索結果で上位に表示されることの重要度は非常に高くなっている。
特に検索サイトで上位表示にするにはページ全体をより見やすく(もちろんサイトのデータ収集を行う検索ロボットにも)する必要がある。
それを専門とした業者が多数参入しているが、その殆どが新興企業なのか依頼する業者別に効果が異なる。「実績50位」であったにも関わらず、「実績No.1」など、実態のない実績をウリにする所も多いため、依頼する場合は細心の注意がいる。
個人サイトであればわざわざ業者に依頼しなくても、ネットや書籍などで十分な対策ができるが、中には逆効果になるものもあるため、「嘘を嘘と見抜けなければSEOは難しい」と言えるだろう。
また、ニコニコ動画などを始めとするサイトへ投稿した作品に検索に有効なタグを付加したりすることも広い意味ではSEOの一種とも言える。その他にはWikipediaや大手通販サイト、そしてここニコニコ大百科などの単語や商品の検索において検索上位に付きやすいサイトを利用して、そこに記事やレビューを自由に書くことで自分の都合を広めると言った逆転的な活用もされている。しかし一部では特に恣意的な評判を広めるために使われるなどの悪用もされてしまっている事も問題視されており、しばしば話題に挙げられるAmazonのレビュー覧などがその好例と言える。
SEOに有効な対策
- 画像タグ(imgタグ)にコメントを入れる。
これは検索ロボットは画像の中身を確認することができないため、imgタグにコメント(alt属性)を入れると効果がある。 - HTMLタグの使い方を見直す。
ページ内のタグの文法エラーがあるとロボットは正しく認識してくれません。 - タイトルにキーワードを入れる。
タイトルにキーワードを入れるとそれなりの効果がある。 - サイトマップを作成する
サイトマップを作成すると反映が早く、閲覧者にいつでも新鮮な情報を公開することができる。 - 有名サイトからリンクしてもらう。
これをすると若干だが効果はあるという。但し、後述の有料リンクの場合は逆効果になる。
逆効果になるもの
- 関係のない文字を入れる。
たとえばA社の製品を紹介しているページなのに、検索キーワードに芸能人の名前やB社といった、他社の会社名など、それと関係のないサイトのキーワードを入れると逆効果になる。また、背景と同じ文字色を用いるのも避けた方がよい。 - 検索キーワードを入れすぎる。
関係の無い文字を1つも入れなくても、検索キーワードが多いと検索ロボットから嫌われることも・・・ - 過剰なSEO
SEOを間違った方向で徹底的に隅々まで対策すると検索ロボットからスパム認定されることがある。 - 有料リンク
登録料○万円でリンク登録を承るリンクサイトが行っているもの。
しかしそれはGoogleのガイドラインに違反するものであり、軽症なら効果なしで済むが、最悪の場合八分されることも・・・
因みにYahoo!カテゴリ ビジネスエクスプレスは有料登録(52,500円~)のため、しばしば「有料リンクではないか」という物議もあるが、Googleの公式見解では「Yahoo!カテゴリは有料リンクには当たらない」としている。 - 有名掲示板での宣伝行為
それをするとスパム認定を受けることがある。一時期ニコニコ動画掲示板にも多数の宣伝レスがあったが、これらがスパム認定を受けたのかは不明。
また、検索ロボットは日々更新されているため、現在効果のあるものは将来無効果になる可能性があるし、現在は不適切であるものは将来効果があるものになる可能性がある。
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関連項目
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