APKとは、Googleの開発したOS「Android」専用のソフトウェアパッケージファイルフォーマットである。
概要
APKは、「Android application Package」の略であり、「Androidパッケージ」・「Androidアプリケーションパッケージ」・「エーピーケー」などと呼ばれる。
拡張子は「.apk」「.xapk」「.apks」「.apkm」である。
APKファイルは、Windowsにおける「MSIファイル」・Ubuntuにおける「DEBファイル」のようなインストーラーファイルみたいなもので、Android用のプログラムをコンパイルしてパッケージ化をしている。
インストール方法
Android8.0以降
APKファイルをダウンロード→ファイルを開く→設定画面に行く→この提供元のアプリを許可にチェックを入れる→戻るを押してインストールを押す
Android4.0〜Android7.1
設定を開く→「セキュリティ」をタップ→「提供元不明のアプリ」にチェックを入れる→注意事項を確認し「OK」をタップ
構造
javaアプリケーションの配布に使われる「JAR形式(.jarファイル)」によく似た構造で、Zip形式で圧縮された書庫ファイルになっている。
そのため、PCなどでAPKファイルの拡張子を.zipに変更すると中身を見ることができる。
解凍されたファイルは主に以下の構造となっている。
APK配布サイト
APKPure
このサイトでは、Google Play内の無料のアプリ・シェアウェアのAPKが公開されている。
過去バージョンのAPKなども配布されているため、「うっかり更新しちゃた。ダウングレードしたい」などというときに便利である。
公開されているファイルはGoogle Playのアプリと同じものとされており、古くからあるサービスのため、APK配布サイトの中では最も信頼性に長けているといえる。
しかし、APK配布サイトの中には、マルウェアを含んだファイルを公開している場合が少なくない。
そんなときには、VIRUSTOTALなどのウイルスチェックサイト・ソフトを使用すると良い。
関連リンク
関連項目
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