GENOM SCREAMSは、BEMANIシリーズに収録されているL.E.D.(角田利之)の楽曲である。
概要
ジャンル | TRANCE/(PSYCHEDERIC)TRANCE※1 | |||||||||
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アーティスト | L.E.D.LIGHT | |||||||||
BPM | 150 | |||||||||
難易度 | beatmania | beatmania IIDX | ||||||||
NORMAL | HARD | ANOTHER | BEGINNER | NORMAL | HYPER | ANOTHER | ||||
SP | 6 | 7 | 9※2 | - | 3 | 6 | 9 | |||
DP | 6 | 8 | 9※2 | - | 3 | 6 | 9 | |||
Dance Dance Revolution | REFLEC BEAT | |||||||||
BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | BASIC | MEDIUM | HARD | W HARD | ||
SP | 3 | 6 | 8 | 11 | - | 6 | 9 | 12 | - | |
DP | - | 9 | 11 | 12 | - |
※1 : ジャンル表記は“TRANCE”となっていることが多いが、5鍵beatmaniaシリーズのなかには“(PSYCHEDERIC)TRANCE”の表記を採用しているものもある。ちなみに正しい綴りは“(PSYCHEDELIC)TRANCE”のはずだが、わざと綴りを変えたのか、それともコンマイクオリティなのかは不明。
※2 : beatmania completeMIX 2やbeatmania THE FINAL等でANOTHERを選択すると、曲名に“SPIRITUAL MIX”という副題が付く。なお、家庭用ソフト“beatmania BEST HITS”には“SPIRITUAL MIX”とは異なるものが収録されているが、その難易度は本表には記載していない。各シリーズにおけるANOTHERの違いについては後に詳細を記す。
L.E.D.こと角田利之が“L.E.D.LIGHT”名義で活動していた時期の楽曲のひとつであり、同時に氏のBEMANIデビュー曲のひとつでもある。beatmaniaIIDX substreamに収録された“THE EARTH LIGHT”と併せて、BEMANIシリーズ初期におけるトランスの代表曲として人気のあった曲である。当時はこの2曲の影響もあって「beatmaniaのトランス=ハードで荒々しい印象の曲」というイメージを抱いた人も多いのではないだろうか(現在はBEMANIシリーズのトランスといえば、壮大系の楽曲やキャッチーな曲が主流な感があるが)。
アーケード機種にはbeatmania 4thMIX、家庭用ゲームソフトにはbeatmania APPEND GOTTAMIXで初収録。リリースされたのはAC4thのほうが先だが、GOTTAの方を初出として扱う(つまり、4thへの収録は先行収録として扱う)ことが多い。また、4thに収録されているバージョンはGOTTAに収録されているものと比べると曲の尺が若干短くなっている。
当楽曲はbeatmania以外にもbeatmaniaIIDX、Dance Dance Revolution、REFLEC BEATといった機種に移植されており、どちらも現在も収録されている。
IIDXにはsubstreamで移植、その後一時削除されるものの9th styleで復活。多くの5鍵出身曲が削除されてしまっている現在においても残存している、数少ない5鍵出身曲となっている。なお同じL.E.D.曲のTHE EARTH LIGHTとはキー音の音色が共通しているため、やろうと思えばこの曲でゲノムを演奏することも可能(音域等は多少異なる)。
DDRには2ndmix Club versionで移植され、こちらも一時削除されたもののEXTREMEで復活している。ちなみにIIDXもDDRも、音源は5鍵4th版の尺が短いほうが使用されているが、リフレクはGOTTA版の尺が長いほうが使用されている。
なお、この楽曲にはロングバージョンが存在するほか、L.E.D.のアルバム「電人K」にはD.J.SETUP(=dj TAKA)によるリミックスバージョン“Special ThanXX RMX”も収録されている。
譜面についてであるが、GOTTAMIX収録曲の中ではLUV TO ME(disco mix)やHELL SCAPERと並ぶ最高クラスの難易度を誇り、いわゆる「ボス曲」的な位置づけの曲であった。特にラストに待ち構える複雑な階段譜面には泣かされた人も多いであろう。更に、ダブルプレイではこの階段譜面とまったく同じ形のものが左右同時に降ってくる(いわゆる二重階段譜面)という、時代を先取りしすぎた難譜面となっている。
4thMIXでも曲の尺が短くなっただけで譜面の構成はGOTTAMIXと大きく変わらず、難易度はやはり高い。もっとも、4thMIXにはこの曲以上に時代を先取りしすぎた怪物譜面(DRUNK MONKYのANOTHER、通称「穴猿」)が収録されていたので、譜面難易度のインパクト的には穴猿の影に隠れがちではあったが…
GOTTAMIXおよび4th収録時点ではANOTHERが無かった(上の表でいうところのHARDしかなかった)当楽曲であるが、後にANOTHERが追加された。当楽曲のそれは複数存在し、収録されているシリーズによってプレイ可能な譜面は異なっている。以下でそれらを一つずつ紹介していこう。
- beatmania completeMIX2 (SPIRITUAL MIX)
- DOCTOR Sこと杉本清隆によるアレンジが施されたANOTHER版で、譜面だけでなく曲の構成自体も大胆に変化している。beatmania THE FINALや家庭用beatmania APPEND GOTTAMIX2にもこのバージョンが収録されている。譜面の難易度は☆9と、前述したDRUNK MONKY(ANOTHER)に匹敵するほどの高さだが、DPではラストの二重階段がなくなっており、この部分に関して言えば「HARDよりも簡単」と感じる可能性もある。
- beatmania BEST HITS
- 家庭用ゲームソフト“beatmania BEST HITS”に収録された、SP専用のANOTHER版。上のSPIRITUAL MIXとは異なるアレンジだが、こちらも曲の構成がかなり変化している。譜面に関しては、ラストの階段地帯にスクラッチが絡むなど相当な高難易度を誇るが、SPIRITUAL MIXと比べればまだ幾分倒しやすいか。
- beatmania IIDX
- beatmaniaIIDX 9th styleにて追加されたANOTHER版。7KEYS(今風に言うところのSP HYPER)とは曲自体のアレンジが微妙に異なるが、前2つほど大胆な変化ではない。譜面に関しては、それまでDPにしか存在しなかった二重階段がSPAに登場。またDPA追加事情は若干特殊で、それまでの14KEYS(今風に言うところのDP HYPER)がそのままANOTHERに繰り上がり、新たな14KEYSとして、7KEYSがそのまま分割されたような譜面が用意された。DPにおいてはANOTHERの追加というより、実質「14KEYSの新設」だったのである。
Dance Dance Revolutionにおいては移植当時、DP EXPERTが存在しなかったが、EXTREMEで復活すると同時に追加。当時は難度11段階でいう10という高難度に位置付けされていたにもかかわらず逆詐称であったため、X以降では20段階の12という難度に落ち着いたようだ。とはいえ、音合わせの16分2連があったりとSPよりも配置が複雑なので注意。
REFLEC BEAT版のHARD譜面は道中の特徴的なリズム帯をRbの譜面に置き換えたよういな配置になっているほか、終盤もバーチカルオブジェクトで再現されたゲノム階段が襲い掛かる内容。なお、解禁できるイベント「BEMANI MUSIC FOCUS」では4番目に登場する楽曲のみSPECIAL譜面が存在しているルールになっているが、本曲は1曲目に位置している楽曲ということからSPECIAL譜面は存在しておらず、残念ながらRb版はANOTHER音源でプレーすることはできない。悠久のリフレシアで登場したリメイク譜面もHARD止まりである。
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