Harpoonとは、
2.の概要
1976年から米海軍が装備を開始した全天候型の亜音速巡航ミサイル。水上艦艇発射型のRGM-84、航空機搭載型のAGM-84、潜水艦発射型のUGM-84がある。
射程は110km、炸薬量227kg。水上艦艇から発射する場合は僚艦、航空機、対潜ヘリ等からのデータリンク情報から必要なデータを算出して入力後発射する。ミサイルは中間誘導装置の指令を受けつつ慣性誘導で飛翔、最終誘導はアクティブレーダーホーミングが使われる。[1]
潜水艦搭載型はサブ・ハープーンとも呼ばれ、海上自衛隊では昭和59年就役の「なだしお」から導入された。サブ・ハープーンはフィンの付いたキャニスター（プラスチック製の耐圧カプセル）に主翼とフィンを折りたたんで収納される。発射管からキャニスターごと射出すると、キャニスターは自身の浮力とフィンの働きで海面に到達し、先端のキャップが外れて、サブ・ハープーンのブースターが自動点火し射出、飛翔を開始する。ミサイルは事前にインプットされたプログラムにしたがって飛翔、アクティブレーダが目標を捕捉すると急上昇して約7度の角度で目標に突入する。
3.の概要
現代の海戦をシミュレートするミニチュアゲームで、ルールブックの初版は1981年に作成された。その後版を重ね、現在はHarpoon4が最新と思われる。ヘックスが書かれたマップを使用するのではなく、紙の上にユニットの位置をプロットしていくスタイルになっており、実際のプレイ方法については ミニチュア海戦ゲーム『ハープーン』の紹介 - 野尻blog
が参考になる。PC版もいくつか製作されている。
関連動画
外部リンク
- Larry Bond （開発者のウェブサイト）
- クロノノーツゲーム （「和訳アーカイブ」にHarpoon4のルールブック和訳がある）
- 勝手に連載！「レトロ“PC”ゲームが好きじゃー」：初代「Harpoon」のヒゲ親父にキュン (1/5) - ITmedia PC USER
- 「Larry Bond's Harpoon4」プレビュー （最終的に開発中止になったようだ）
- Harpoon: Commander's Edition の体験版ダウンロード（ページ内にzipのリンクがある）
- Larry Bond's Harpoon - Ultimate Edition
関連項目
脚注
- 1
- 0pt
