J/FPS-5とは、航空自衛隊が運用する警戒管制レーダである。
概要
ステルス航空目標、高速・長射程の空対地ミサイル、低高度化する巡航ミサイル及び戦域弾道ミサイル等の脅威に対応できる能力をもつレーダと防衛省は謳っており、ミサイル防衛の眼として2009年3月31日に下甑島分屯基地(鹿児島)に量産型が初配備された。
レーダはAPAA方式(Active Phased Array Antenna アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナ)。APAAは電子的にビームを走査できるという特徴を持っており、120度枚に取り付けられた3面のアンテナによりレーダ本体を回転させることなく全周を捜索できる。[1]
六角柱上の建物に3面のレドームがあり、直径約18mのレド-ム1面が主警戒面、直径約12mのレド-ム2面が警戒面となっている。建物自体を回転させる事で主警戒面を必要に応じ変更する事が可能である。レドームが亀甲模様になっていることからガメラレーダと呼ばれることもある。
下甑島以外には2011年度までに佐渡(新潟)、大湊(青森)、与座岳(沖縄)の分屯基地に配備されている。[2]
関連作品
関連項目
脚注
親記事
子記事
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兄弟記事
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