傷だらけの硝子の心が
忘れかけた熱を灯す
LAST STARDUSTとは、TVアニメ・Fate/stay night [Unlimited Blade Works]の挿入歌である。
概要
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]#20「Unlimited Blade Works」挿入歌。
自身の未来の姿であり、理想を叶えた存在であるアーチャーと戦うも、単純な力量差とその「間違った理想」について糾弾され倒れかける衛宮士郎が、自問自答の末「答え」を「思い出し」、再起するシーンにおいて使用される。
歌詞はまさに主人公・衛宮士郎の理想、その想いを体現したもの。
「運命」「硝子の心」など、作中に深く関わるワードをちりばめつつ、静かでゆっくりだが、火の粉が舞い上がるような力強い曲調が「負けられない自分」を打ち倒そうとする士郎の背中を押す。
本編に至るまでの経緯
もともとはVita版Fate/hollow ataraxiaにおいて主題歌「broKen NIGHT」「holLow wORlD」を担当したAimerが引き続き[UBW]の主題歌を制作する際、候補として送られてきた曲のうちのひとつ。もうひとつがOPに採用された「Brave Shine」である。
テーマ性においては本曲が勝るものの、OPにスピード感を求めたためにOP曲には「Brave Shine」が採用。断腸の思いで決断を下した奈須きのこは「桜ルート=劇場版Fate・Heaven's Feelに使いたいので取っておいて欲しい」と申し出る。
しかし、監督・三浦貴博の独断によって、「LAST STARDUST」は[UBW]の挿入歌として使うべく秘密裏に制作を進められ、マッシュアップされた状態で何も知らないきのこの元に届いた。
「おま、そういう大事なことはなあ――
狂喜である。
かくして、[Unlimited Blade Works]と衛宮士郎のために作られた名曲は、その存在意義を叶えるべく、無事にお茶の間ときのこの元へ届けられたのだった。
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関連項目
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