R-9F “ANDROMALIUS” / アンドロマリウス とは、
『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
R-9Aロールアウト後にも継続されたフォースのコントロールロッドテストに使用された機体。
もともとこのタイプの機体には波動砲ユニットが装備されていなかったが、
本機体に限り、衝撃波動砲が暫定的に装備されている。
機体解説 ─神の腕─
| No. | 42 |
|---|---|
| 名称 | ANDROMALIUS アンドロマリウス |
| 波動砲 | 衝撃波動砲 |
| フォース | ロッドレス・フォース ●赤:フラクタルレーザー ●青:サンダーレーザー ●黄:触手レーザー試作タイプ |
『R-TYPE FINAL』に登場する機体。初出は『DRAGONFLY』に掲載された『ILLEGAL MISSION』。
R-9Aがロールアウトした後も多くの派生機や実験機が開発された事はよく知られている。
またそれと共に多くのフォースも製作された。
R-9Wシリーズが波動砲についての実験開発機ならば、本機はそれらフォースのコントロールロッドの実験開発で大きな役割を果たした機体である。
機体上下のコントロールアームは、フォース挙動データをダイレクトに伝えるものであり、フォース暴走を防ぐ、恐らく計測器であると共にバイド係数が危険域に達した際に安全制御を掛けるセーフティの役目をもつものと思われる。
強力なフォースはバイド係数もまた高く、コントロールロッドも相応の性能が求められる。
本機はそのより高性能なロッドの開発を担った立役者で、開発史上、決して無視出来ない存在と言える。
機体後部のマルチプルジョイントには他の実験パーツも装備可能。緊急時には強制切除も可能である。
試験データ収集用の機体だからか、R-9Cと比較して補正推測システムが向上している為、装甲キャノピー内に構築される映像はより的確性を増している。
尚、波動砲を搭載していない機体は、全長24.6m、全高16.4m、全幅5.3m、重量43.0tとなっている。
テスト機は赤紫に緑のキャノピー、波動砲を搭載した特別機はオレンジ地に青緑のキャノピーのカラーリングが施されている。
ちなみにアンドロマリウスとはソロモン72柱の魔神の1柱で序列は72番目、伯爵の地位をもつ悪魔である。
武装
- 衝撃波動砲
- 実戦投入された一部の機体のみが搭載。
異層次元航法推進システムを応用開発した波動砲で、機体をワープさせる代わりに敵内部にエネルギーを瞬間発生させる。
更に蓄積されたエネルギーを瞬時に開放することで膨張・拡散したエネルギーが周囲の敵も同時に破壊する。 - ロッドレス・フォース
- 「コントロールロッドらしいコントロールロッド」を持たないフォース。
次世代フォース開発のテストモデル。
「触手レーザー試作タイプ」が後に開発される「テンタクル・フォース」搭載の「スネイル・RAY」の基礎となるなど、
様々なレーザー技術の基礎が詰まっている。
それと見て取れるコントロールロッドが無いのは、機体自体にフォースコントロールアームが装備されている為と思われる。 - フラクタルレーザー
- /\/\/というように斜め45度の進路で折れ曲がりながら進むレーザー。
レーザー自体も幾何学的なラインを描いており、軌道は複雑。 - サンダーレーザー
- 上方にレーザーを打ち上げ、画面端または地形に接触する事で3つに分裂して落下するレーザー。
対空・対地の双方に機能するが、性質的に使い辛さは否めない。 - 触手レーザー試作タイプ
- 触手の様なレーザーを前方に伸ばす。
機体を動かして振り回す事で周囲を攻撃出来る。
関連動画
| 全機紹介。本機は9:04~ |
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
| R's MUSEUM | ||
| No.41 R-9ER2 UNCHAINED SILENCE |
No.42 R-9F ANDROMALIUS |
No.43 RX-10 ALBATROSS |
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