R-9W “WISE MAN” / ワイズ・マン とは、
『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
R-9Wシリーズは、特殊な波動砲の実用実験のために開発された機体群である。
搭乗パイロットにメンタル面での大きな負担を与える機体として有名。
試験管型のキャノピーは脱着可能になっており、 パイロットの乗り換えもキャノピーの入れ換えという形で行われることが多かった。
これは、消耗の激しさゆえ、パイロットが自力で降りることができなかったためと言われている。
機体解説 ─冷酷なる賢者─
| No. | 20 |
|---|---|
| 名称 | WISE MAN ワイズ・マン |
| 波動砲 | ナノマシン波動砲 |
| フォース | スタンダード・フォースH式 ●赤:対空レーザーH ●青:サーチレーザーH ●黄:バーティカルレーザーH |
『R-TYPE FINAL』に登場する試験機。
記念すべき試験管キャノピーシリーズの第一機目。
パイロットが消耗して降りれないならコクピットごと換装すればいいじゃない、というTeam R-TYPEのナチュラルボーンさをこれでもかと体現したWシリーズの機体であり、多くのR乗りを使い潰したと共にTYPER達を魅了した狂気の産物。
プレイヤーの負担は波動砲を操作しようと思わなければR-9Aの強化型に過ぎないが、潜在能力を引き出そうと波動砲を操作し始めると一気に操作難度が上がりドツボにハマるという罠が待っている。
成る程、これが「メンタル面での大きな負担」というものか…。
R-TYPE TACTICS ⅡではRwf-9Aシリーズを超える性能で地球連合軍の次期主力となったが、パイロットの消耗と燃費の悪さからくる継戦力の低さで邀撃任務に割り振られている。
迎撃主体でしか運用が難しい機体を次期主力にする判断には疑問が生じる所だが「より強力な兵器を」という開発要求の前では性能の評価項目に燃費や操縦性は入らない模様。
しかし、実際に仕上がった機体は防御力、機動力、航続能力、武装のすべてがRwf-9Aをあらゆる面で凌駕しており、次期主力の名に恥じない完全上位互換機と言える。
PVでも活躍しているが、試験管の目盛りが入っているのは何かの冗談だろうか。
尚、試験管型キャノピーは本機のデザイナーがR戦闘機はラウンドキャノピーである事を知らなかったことに起因するが、逆にWシリーズらしさを強調する狂機のデザインとして広く知られる結果となった。
武装
- ナノマシン波動砲
- 右アナログスティックを使用するという独特の操作系を有する、作中でも稀有な波動砲。
遠隔誘導機能を有するナノマシンをエネルギー体集束に使用することで操縦者が発射後のビームを任意操作することが可能となった。通常では弾速から軌道操作は難しいものの、スティック押し込みで速度が低下するので任意の軌道と弾着点に誘導するにはこれが半ば必須となる。
操作の関係上プレイヤーが使いこなすのは難しいが、ステージF-Bではその脅威と潜在能力を肌で感じる事が出来る。 - R-TYPE TACTICS Ⅱでは「誘導式波動砲」という名称に変更。スタンダード波動砲を上回る威力に加え、発射後4HEXの軌道を自由に調整できる特性を持ち、使い勝手が非常に良い。発売前PVやオープニングムービーでは発射された波動砲弾がカクカクと折れ曲がる軌道を描いて敵を撃破する様子が多くのR乗りを魅惑したが、FINALでの曲線軌道もまた捨て難い。
- スタンダード・フォースH式
- 光学ハニカム構造発生技術により伝播式エネルギーフィールドを発生させ、それにより敵を破壊する。
レーザーはエネルギーフィールドの境界であるハニカム構造を作る為に使われていると思われる。
スタンダード・フォース系の中ではかなり強力。
尚、ハニカム構造(Honeycomb)とは蜂の巣型、つまり正六角形型のこと。詳しくはwikipediaでも参照されたい。 - 対空レーザーH
- 対空レーザーのハニカム版。
- サーチレーザーH
- 地形にヒットすると地面に沿って移動する為、ハニカム版対地レーザーと言った方が的確。
上下に発射した内の一方は自動追尾性質をもつのでサーチも誤りではない。
発射角が浅いので対地用途では少々使い辛いが、閉所では威力を発揮。 - バーティカルレーザーH
- 地形に当たったらそれまで、となるハニカム版対地レーザー。
単純に上下にしか攻撃出来ない為、有効に活用出来る場面が少ない。
一方、TACTICSⅡでは短射程だが威力・命中率の優れたレーザーとなっている。
関連動画
| 本機は4:55辺りから |
次期主力機の威力 |
関連項目
| R's MUSEUM | ||
| No.19 R-9Sk2 DOMINIONS |
No.20 R-9W WISE MAN |
No.21 R-9WB HAPPY DAYS |
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