RPG Developer Bakinとは、プログラミング不要のRPG制作ツールである。
概要
プログラミング不要!誰でもRPGが作れるツール! 『RPG Developer Bakin』は、プログラミングの知識がなくても、さまざまなタイプのRPGをはじめ、アドベンチャーゲームやアクションゲームなどを気軽に作れるツールです。
開発と配信は株式会社スマイルブーム。Bakinという名前は曲亭馬琴が由来
との事。2022年よりアーリーアクセス版が販売されていたが、2025年8月28日に晴れて正式版がリリース。あわせて体験版の配信も開始された。
ゲーム制作ツールとしての特徴は、プログラミング知識を必要とせずに3DやHD-2Dのゲームを簡単に作れる点である。カメラは真上からの見下ろし、後方からの見下ろし、一人称視点、真横視点から選択。ジャンプや慣性はオンオフ可能。作ろうと思えば横スクロールアクションゲームを作る事も出来る。素材データは公式から無料DLCでかなりの量が配信されており、勿論ユーザーが制作したものを使う事も可能。
デフォルトの戦闘はオーソドックスなターン制バトル。パーティー人数は当初は4人までだったが、アップデートにより8人パーティーや隊列システム等のダンジョンRPG向けのシステムが実装
された。
RPG制作ツールとしては、現状ではまだRPGツクール等と比べて戦闘の拡張性が低いと評価される事が多い。しかし、逆にアクションゲーム制作ツールとしては、3Dや物理演算エンジン等の欲しい機能が最初から組み込まれている点で多くのユーザーを刺激。その結果、発売開始して間もないうちにRPGよりもアクションゲームの方が作られる
様相が出来上がっていた。
なお、後述する動作環境の通り、重い。エディター画面から実プレイ中に至るまで、ゲーム制作者のみならずプレイヤーにまでかなりのPCスペックを要求してくる。それでも、ゲーム内のエフェクト等のグラフィック面を妥協すれば多少マシになる、かもしれない。
動作環境
動作環境については下記の通り。購入を検討されている方は、動作環境の確認は勿論の事、動作確認も兼ねて一度体験版やBakin製のゲームに触れてみる事を推奨する。
OS: Microsoft® Windows10 (64bit)、CPU: Intel Core i3-4340 またはそれ以上、メモリ: 8 GB RAM、グラフィック: OpenGL 4.4以上が動作するグラフィックボード、ストレージ: 8 GB 利用可能
【推奨動作環境】
OS: Microsoft® Windows10 (64bit)、CPU: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X またはそれ以上、メモリ: 16 GB RAM、グラフィック: NVIDIA® GeForce™ GTX1650 AMD Radeon™ RX570、ストレージ: 8 GB 利用可能
関連リンク
関連項目
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