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治済の末路、刑場も近くにない郊外の道中、脱走時にも一人殺してるし、無縁仏にすらなれず、罪人服も剥ぎ取られて1話の朝顔みたいな感じで放置されてるかもしれないね。江戸の方でも、斉藤十郎兵衛になったことで、治済が急にいい人になったとしばらく警戒されてそう。

「あなたは陶朱公のような人物になります」とか
登場人物が前に行ったセリフが、後の展開に影響するのが森下脚本の良いところというか好きなところだわ

三年連続お兄ちゃんが癒しポジ…は無理だろうなｗ秀吉だし

治済の最後、前回「これでもし途中で目が覚めちゃったらどうなるんだろ…」
って不安に思ってたので最終回で念入りに息の根を止められてて安心したというか、ちょっと笑ってしまった

長谷川平蔵は何故瀬川の事で蔦重にあそこまでしてくれたのかと言う問いに対して、同じ女を愛した男だから…で返してるのはあぁなるほどとなったw

>>717
金栗や渋沢は明るめな最期だったけどどっちも近現代なんだよな
しかも両者の間には人類史上最も悲惨な第二次世界大戦を挟んでいるという
歴史とは戦争、平和、革命の三拍子がいつまでも続く終わらないワルツという言葉が頭をよぎる
蔦重が育った時代も天災飢饉でしんどかったが歴史の中では平和で比較的マシな方だったのがね…

「べらぼう」蔦重の最期は碑文通り　脚本・森下佳子「嘘かホントかわからない死にざま描きたかった」
https://www.cinematoday.jp/news/N0152397

全部治済の謀略という今作の展開に突っ込み入れる人の言い分も理解できる部分はかなりあるが、でも生田さんの演技が素晴らしいからまいっかとなったよ。

どこぞの掲示板で治済への雷制裁が「田沼意次と源内先生の石破ラブラブ天驚拳」とか言われてて笑った

普段が快活で耳当たりのいい声出してた分、死にかけの弱って聞き取りにくくなってた声の様子はつらくなった
そんな身の上まで商売に利用して店で座ってんのほんまお前ってなったけど

「死ぬまで本作っててぇ」はかっこよくはあるけど、同時に「治す気はない、このまま死ぬ」宣言でもあるからね、おていさんも理解はしつつも辛かったろう。

BSで見ると直後に時代劇がはじまるわけだけど、ちょいちょい勝海舟の父親の話がやってて、その途中で家斉が亡くなったんだよね。
勝海舟といえば江戸幕府を終わらせた立役者なわけだけど、べらぼうからすぐその時代になるんだなあとしみじみした。