ニコニコ大百科

「複雑化」じゃなくて「体系化」されたから「システム」と呼ばれているのでは？

>>1
修正しました。

今は何か言葉が独り歩きしてる気もするけど、
実際名前以上に現代将棋に影響与えたと思うなぁ。
革命的というか、完全に時代にカウンターくらわせた戦法だよね。

なぜ、革命とまで言われたのか補足。

居飛穴の登場以来、振り飛車はプロの棋戦ではほとんど死滅状態で、「振り飛車はアマチュアの戦法」とまで言われてた。
その居飛穴をカモにして振り飛車を生き返らせたこの戦法は、プロの常識を覆し、全国のアマにも希望を与えて、近代将棋の一つのターニングポイントになったんだよ。

システムは今も生きてるよ、昔より指されなくなっただけで。
それにシステムって存在があるからこそ、ノーマル振り飛車に対しても居飛車は安心して穴熊には組めない。

先手システムが減ったのは玉が不安なシステム指すのは難しいから居飛穴対策が角道開いた振り飛車に流れたのと、
後手システムが急戦で対策されたから。

>>sm28139791

後手藤井システム、千駄ヶ谷の受け師を封殺！
完全復活かな？

木村八段が急戦にしないとは
後手システムへの急戦は分が悪くなってるのかな？

>>sm31088070

羽生三冠が藤井システムで藤井氏に勝利か。
将棋界は面白いなｗ

勝又教授いわくこの戦法が凄いとされたのは居玉だからとか玉飛接近だからとかではなく、
それまで適当だった序盤の戦術に初手から一手一手意味を持たせたことが大きいらしい

すなわち藤井システム以前は「とりあえず囲います」→「囲ってからが本番、駒ぶつけてドーン」だったのが、
システム登場以降は一手一手それが必要な手、急ぐべき手なのかが吟味されるようになった
▲４八玉みたいな今までは損のない手、とりあえず指しとけと思われていた手は、
実際には不急でもっと得な手があるだろうと考えるようになったのはシステムのおかげ

１日に藤井システム２連続で２連勝！
さすがは羽生竜王だね。

※9
これは鋭い。確かにその通りだね
序盤から一手一手に意味を持たせるようになった。より効率的な序盤の一手を探す様になったと思う
それが現代の急戦気味な風潮を招いてるんだな。効率を招いた結果、悠長に囲っていられなくなった
しんみりやってるとあっと言う間に食い破られてしまう

藤井システムについて調べてたら６三銀型新藤井システム（開発：羽生永世七冠）でビビった
やっぱ将棋星人やな…

しかし藤井九段はどうやってこれを構築、体系化させたのか
当時ソフトもなかったからどれが最善手とか全く分からなかったはず
寝る間も惜しんで将棋盤で常に研究していたんだろうか
そして自陣の駒の全てに相手側の駒を抑える、欲しいタイミングで動けるようになっているなどの意味がある
そっちもスゴイ

ソフトが言うから最善手とか藤井が一番嫌うやり方だな。
藤井がやったのは序盤の全ての手の意味の言語化

羽生へのQ&A
Q. 羽生先生の次に大好きな藤井猛先生を誉めていただけないでしょうか？
A. 創造の99%は既にあるものの組み合わせですが、藤井システムは残りの1%です。
（引用：将棋世界2017年2月号 P.49より）

藤井システム開発年表的な何か
https://ch.nicovideo.jp/maru_magic/blomaga/ar1709142

※5
羽生の回答かっこよすぎない？

藤井にも羽生にも惚れてまうやろこんなん

ようつべに藤井先生がシステム解説してるけどホントに一手一手意味あるんだなと

>>14
言うて「振り飛車は不利飛車」と断言する将棋AIが唯一ポジティブに評価する振り飛車が先手藤井システムだったりするのよね
居飛車がより良いからそのように将棋AIが指さないだけで、将棋AIこそ藤井システムにおける「すべての手の意味の明確化」を正確に評価してるとも言える

藤井システムは藤井聡太八冠が考えた戦法…
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

>>21 を受け、記事を加筆しました。
将棋に詳しくない人からは誤解もありうるとは思うので。

加筆された部分が冗長で悪目立ちしているので一旦削り、冒頭文と概要に付け加えました。
そもそも>>21も自分で気づいているので個人的には不要と思っていますが、一応残しておきます。

>>23
編集ありがとうございます。納得しました。
一般向けニュースで「藤井聡太八冠が藤井システムを用いて勝利しました」と報道される現状だったならば赤字強調すべきかもしれませんが、たぶんそうではないので。