「おぼろげながら浮かんできたんです 46という数字が」とは、小泉進次郎環境大臣の発言である。
日本のテレビ局「TBS」のニュース番組『NEWS23』の2021年4月23日放送において、小泉進次郎環境大臣がインタビューに答えて発言したものである。
小泉環境大臣「くっきりとした姿が見えてるわけではないけど、おぼろげながら、浮かんできたんです。46という数字が」
このインタビューは同日の午後に収録されたもので、前日の22日夜に米国主催の国際首脳会議「気候変動サミット」において菅義偉内閣総理大臣が2030年度の温室効果ガス削減目標を、それまでの「2013年度比26%減」から「同46%減」に大幅に引き上げる方針を表明したことを受けてのもの。
温室効果ガス削減目標を26%から46%に引き上げるにはかなりの困難が伴うと考えられるため、この数字についての責任を背負う環境大臣である小泉進次郎氏にインタビューが行われたようだ。
この発言の意図については、翌日2021年4月24日にインターネットテレビサービス「AbemaTV」のニュース討論バラエティ番組『NewsBAR橋下』において、小泉進次郎環境大臣が以下のように解説した。
この気候変動の話で、その46%という数字はどういうふうに出てきたんですかっていったときに、いや梶山大臣(※編集者註:梶山弘志経済産業大臣)とこう調整の中で、かなり精緻な、色んな事やるんですけど、46%というのがおぼろげながら、見えてきたと。
で全然これって僕の中では、全くおかしいと思ってないんですよ。
どういう感覚かというと、ほんとに、1パーとか0.5パーとか色んな要素を組み立てて、まぁここまで来て、あぁなるほどようやく遠くにあるけど、遠くにあるんだけど届きそうな、まるで遠くにこう、船で言ったら、島影がようやく見えてきた、これなら行けるかもしれない、と。
でそれで「おぼろげながら」というのが、「あいつ、また何いってんだ」と、いう……。
つまり、本人としては「少しでも温室効果ガス削減目標を諸外国と足並みを揃えられる高いものに設定するために、削減できる要素を懸命に探していった。すると達成できるかもしれない目標として、46%という高い目標の現実味がわずかながらも出てきた」と言った発言意図であったようだ。
だが、上記のような発言意図を示すやり取りは「NEWS23」の放送には含まれていなかった(「当初からインタビュー内にそのようなやり取りが行われていなかった」のか、あるいは「そのようなやりとりがあったが編集で除去されてしまった」のかは不明)。
そのため、上記のインタビューの一連の発言は「思いつきで頭に浮かんだ数字を目標に設定した」という意味であったと誤解されてしまい、「また変わり者な世襲ボンボン議員が変な事言い出したぞ」と言った感じのリアクションが集まってしまった。
そして「おぼろげながら浮かんできたんです 46という数字が」という字幕テロップが付けられた「NEWS23」のスクリーンショットとともにインターネット上で拡散、いわゆる「炎上」したのだった。
その中には「なぜこの数字が彼の脳裏に浮かんできたのか」を勝手に推理していく人々もいた。以下のような説が挙がっていたようだ。
※念のため書き添えておくと、前述のように彼本人が説明した発言意図によれば「浮かんできたんです」というのは「彼の脳裏に突然浮かんできた」という意味ではない。よって上記の説内に正解はないと思われる。
掲示板
309 ななしのよっしん
2024/10/01(火) 10:56:40 ID: jNFNU0DqQ5
RTAのチャート作ってる時とかおぼろげながらタイムが見えてきたりするんだろうか
310 ななしのよっしん
2024/10/02(水) 01:46:45 ID: HfYpS6f+CV
おぼろげながら浮かんできたんです チャートが
(オリチャー発動からのガバ)
311 ななしのよっしん
2024/10/02(水) 14:57:54 ID: oQ/cRGrvNL
>>302
しかし兄貴の孝太郎にとってはリスクだった、と。
(似たような例が石原家。宏高や伸晃にとってはリスクじゃなかったが、良純や延啓にとってはリスクだった?)
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最終更新:2024/12/22(日) 15:00
最終更新:2024/12/22(日) 14:00
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