さじ加減じゃないか？とは (シホンシュギトカシタドウシとは) [単語記事]

さじ加減じゃないか?とは、ブルジョワとプロレタリアートの境界線が曖昧になってきた事実を一言で言い表した同志 Верныйの心の訴えである。

そんな…同志…！？

言葉の発端は絵師『いど』さんによる「謎の概念」という1ページ漫画から。
同志Верныйが同志 Гангутに対してブルジョワとはどんな事を言うのかと聞いた際「憎むべき資本主義」「ゼイタク」の事だと答えた。
しかしその直後の2コマで同志 Гангутは「風呂上がりにアイス」。そのまま「ビールにポテチ」と洒落込みその行動に対し同志 Верныйはそれはブルジョワ的ではないかと訴えた。
対して同志 Гангутは「一日の労働が終わり風呂上がりにアイス」。「一日の労働が終わり風呂上がりの一杯」を「ささやかなゼイタク」＝共産主義的だと答えた。
だがこの答えに納得しなかった同志 Верныйは…

さじ加減じゃないか？

そう一言同志 Гангутに投げかけた。
同志 Гангутは動揺を見せながらも違うと反論をした。

＊例の静画

同志Гангут

そもそも同志 Гангутはどこから資本主義へと足を踏み外し始めたのか。
その経緯をたどってみる……。

まず全ての始まり。着任直後（ドロップ直後）だが同志は当初は間違いなく共産主義の心を持ちアメリカ艦のIowaやイギリス艦のWarspiteも敵とみなして沈めようとするほどのオーラを持っていた。

その後ソビエト連邦が崩壊したとIowaから告げられたものの同志 Гангутは元々ソ連誕生前に沈んだ戦艦ということもあってかそれはそれで楽しみだと高らかに笑っていたが自らは共産主義的な生活をしていた……はずだった。

状況が変わったのは2017年08月04日 17時01分に投稿された「涼むガングート」から。
そこにはなんと夏だというのにも関わらず扇風機だけならまだしもクーラーをガンガンに付け、アイス（ハーゲンダッツ）を口にする同志 Гангутの姿が…っ！？
そして更には同志から信じられない一言

「資本主義も悪くないかもしれん…なんてな」

それを目撃した同志 Верныйは震えながらも「同志今なんと…」と信じられない様子であった。

「ぶるじょわ」と「ぷろれたりあーと」

そのごイタリアやフランス旅行を経て南下を考えたりしたと思えば資本主義的な行動も見受けられ前後に揺れる同志 Гангут
疑いが晴れない同志 Верныйはある日同志 Гангутが「寿司を食べたい！」と言った際に共産主義へと補正するためにあるアイテムを用意した。

それがこの「ぶるじょわ」「ぷろれたりあーと」判別看板である。

使い方は簡単。同志 Верныйの判断により「ブルジョワ的」か「プロレタリアート的」かを判断し看板でわかりやすく答える物。
看板を用意するだけでも効果は違い同志 Гангутは見事回転寿司に行きその後もブルジョワ的回答から逃れることができた。（後悔の念は無いはずだ）

ペレストロイカしちゃえば～？

徐々に同志 Верныйによって同志 Гангутの「ブルジョワ的」考えは薄れていく。そう思った矢先に事態は急変を見せた。
なんと同志 Верныйが「ブルジョワ的」思考に毒され始めてしまったのだ。
どうやら同志 Гангутは同志 Верныйによる「プロレタリアート的」教育に嫌気がさしてしまったのか賄賂を与えるという行為に及び始めた。これにより同志 Верныйは陥落

ソ連復活の夢は…再び閉ざされてしまった。

同志ちゅうくらいの

一旦はソ連復活の夢は閉ざされてしまったと思えたが再びソ連に光がっ！
それは2018年冬イベント「捷号決戦！邀撃、レイテ沖海戦（後篇）」にて新規追加された艦娘。同志 Ташкентの着任である。
今までのソ連の同志達より比べ物にならないほどソ連の共産主義という目標に強く共感し2018年 7月現在では全く資本主義に揺らぎを見せていない。それどころか度々同志 Гангутの「ブルジョワ的発言」に驚きを隠せない様子。

もはやさじ加減とは言えないレベル

そして現在。7月13日…同志 Гангутが壊れだした始まりである夏が再びやってきたとき…同志 Ташкентもまた暑さに答えていた。
これに対して暑さにどう同志は対処しているのかと同志 Гангутの方へ出向いた。
…そこにはもう…着任当初の同志Гангутの姿はなく…クーラーと扇風機をガンガンに付け、アイスを食べ、おまけに酒を嗜みテレビを見て…それだというのに長袖のいつもの格好をするというなんともブルジョワに陥ったことを恥じることすらなくなってしまった同志 Гангутの姿に落ちぶれてしまっていた。
果たして同志 Ташкентはブルジョワの刺客に惑わされることなく、変わり果てた同志達を再び共産主義を目指す本当の同志たちに変えることはできるのだろうか。