ほぐし水とは、スーパーやコンビニで売っているざるそば系の料理についている袋入りの水である。
他のつゆや海苔などと同様に透明なプラスチックで包装されている。中には透明な水が入っている。
ざるそば以外にはざるうどん、そうめん、つけ麺に入っていることが多い。漢字で書くと「解し水」となるが、読めないので普通に袋表面に書かれている「ほぐし」はひらがなであることが多い。
袋を開けて水を麺の上にかけて、やや硬く乾燥した麺に水分を与える。これによって麺がほぐれやすくなる。もしほぐし水をかけなかった場合、箸で麺を持ち上げようとすると、麺が全て一緒に持ち上がってしまったりしてうまく持ち運べないことが多い。
自宅であれば水道水をかけるなどでほぐしても一応の問題はないのだが、出先で食べる場合には水道が利用しづらい場合もあるため、ほぐし水を使ったほうが便利である。
つゆを麺にかけてほぐす方法もなくはないが、本来のざるそばの食べ方ではないので、他の人を驚かせる可能性がある。また、ゴミの持ち帰り等の都合や単純につゆを飲みたいなどの理由で後で残ったつゆを飲む場合、大皿を持ち上げて傾ける必要があり、やや格好が悪いかもしれない。
ほぐし水の中にはナトリウムやアミノ酸などが加えられ、若干塩味がするものもある。もちろん何も加えられずほとんど無味のほぐし水もあるが、基本的には加熱殺菌されており、袋の中は透明な水以外が入っていない(ように見える)ことが多い。
セブンイレブンでは2007年から製品として添付しているが、2023年にはセブンイレブンのざるそばの麺がほぐれやすいものに変わったため、そのざるそばに添付されていたほぐし水は無くなった。ほぐし水の将来はどうなるのだろうか…。
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最終更新:2025/12/16(火) 13:00
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