ぼくらのとは、月刊IKKIで連載されていたの鬼頭莫宏の漫画作品。
平成22年度[第十四回]文化庁メディア芸術祭のマンガ部門にて
優秀賞を受賞。
TVアニメやライトノベルなどのメディアミックスも行われた。
単行本は全11巻、アニメDVDは全8巻。ライトノベル版も全5巻で発売中。
ニコニコ動画では石川智晶の歌うオープニングテーマ
「アンインストール」が有名である。
巨大ロボット「ジアース」を操縦することになった15人の少年少女の物語。
どこからともなくやってくる敵を倒さないと地球が滅びてしまうが、唯一の対抗手段であるジアースを操縦するとそのときの操縦者は死ななければならない。
その残酷で無慈悲な「ルール」に直面したとき、少年少女たちは自分たちの「生」について見つめ直す。
2007年にテレビアニメ化。原作とアニメでは後半の展開が異なる。
「ゲーム」における影響を受けた財界の暗躍や政界の混乱、マスコミ界の足の引っ張り合いが描写されている。
制作サイド曰く「社会を描く」。
監督のスタンスや、ブログにおける発言などで、放送期間中に炎上事件を起こした。
登場する敵性体の一部は原作を踏襲しているが、多くはアニメオリジナル。
巨大さや重量感の描写を重視した純粋な格闘戦がメインとなっている。
同時期にライトノベル版もガガガ文庫より展開された。
原作の平行世界という位置づけを明確にし、搭乗者となる15人の内訳や戦闘順の変更、新規キャラの追加などによるぼくらの「if」を描いている。
「原作以上の欝」を目指しており、原作に劣らない程のえげつないネタも容赦なく放り込まれている。
原作者をして(たとえ宣伝用のリップサービスでも)「だんだん神がかってきましたね」と言わしめた。
こちらも「社会を描く」ことを目的のひとつとしているが、その方向性は国際間の軍事的緊張、それによる世界規模の影響などに絞られている。
敵性体もほぼオリジナルとなっており、その特殊な形態の描写と攻略法も見所のひとつ。
詳しいあらすじなどはWikipediaの『ぼくらの』へ。
オープニング、エンディングはすべて、歌:石川智晶 / 作詞・作曲:石川智晶 / 編曲:西田マサラ。
アンインストールも参照。
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最終更新:2024/11/08(金) 01:00
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