アースライト ルナ・ストライク 単語

アースライトルナストライク

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アースライト ルナ・ストライク(EARTH LIGHT LUNA STRIKE)とは、ハドソンから発売されたスーパーファミコン用のウォー・シミュレーションゲームであり、『アースライト』の続編にあたる作品である。

ストーリー

人類が宇宙へ進出してから3世紀以上が過ぎ、既に総人口の約半数にあたる人口が宇宙へと移住していた。移住者は資供給や経済流通などを地球に頼らざるを得ず、その実情は世界連邦政府機関地球連邦』の操り人形とかわりなかった。だが火星開発が軌に乗り始め、宇宙での資確保が容易になり始めると、地球連邦移民者の連邦離れを阻止するために宇宙開発の放棄を強要する。

やがて、反地球連邦社会運動ヤズィク・ストルーヴェの導きで、移住者たちの自治政府『統一機構』が誕生する。ストルーヴェを中心とする統一機構の基本理念は、人類の生活圏をすべて宇宙に移し、地球自然へ返還することであった。それなんてジオニズムだが、その理念に基づく彼らのは、地球を中心に生活圏の統一を図る地球連邦を否定するものであった。

そしてNF0090年5月、統一機構が地球連邦からの独立を宣言すると、これを認めない地球連邦軍事行動を開始。宇宙に戦乱の序曲き渡った。エゥーゴティターンズの構図ですねわかります

概要

前作『アースライト』ではハドソン開発を行っていたが、本作では『シュヴァルツシルトシリーズ』『パワードールシリーズ』等のマゾ難易度SFシミュレーションゲーム定評のある工画堂スタジオ開発を担当している。

アースライト』同様、かつてハドソンから発売されたゲームネクタリス』で採用されていたZOCによる支援・包囲効果や地形効果等のシステムを継承している。しかしながらネクタリス』や『アースライト』とは異なる本作独自のシステムが多数導入されており、一例を挙げると

等が挙げられる。こうしたゲームシステムの変化により、本作はウォーシミュレーションゲームでありながらシミュレーションRPGに近いゲーム性を有するようになった。『ネクタリス』『アースライト』以来のファンの中にはゲーム性が大きく異なる本作を評価しない者も多いが、本作特有のゲーム性に魅を感じ、賞賛するも少なくはない。

ハードユニットロボット兵器や艦等のデザインは前作の丸っこくデフォルメされたコミカルなものから一転し、等身の高い所謂リアルロボット的なデザインへと変化している。メカデザインには『機動戦士ガンダムシリーズ』のモビルスーツデザインを手がけたことで知られる大河原邦男を起用している。

ビームライフル」「ヒートホーク」「パイルバンカー」といった名称の兵器が登場したり、ヤズィク・ストルーヴェの提唱した理論ジオニズムに酷似していたり、メカデザイン大河原邦男を起用したりしている点など、全体を通してロボットアニメへのオマージュと思しき点が多く(特に機動戦士ガンダムシリーズ)、ロボットアニメファンにとっては元ネタを探すのも楽しい作品となっている。また、スタッフロールにおけるスペシャルサンクスの項において、機動戦士ガンダムシリーズの版権を有するサンライズ社の名前クレジットされている。

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最終更新:2024/05/03(金) 06:00

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