アースライト(EARTH LIGHT)とは、1992年にハドソンから発売されたスーパーファミコン用のウォー・シミュレーションゲームである。
時は22世紀。
人類は地球から宇宙へ生活圏を延ばし、開発小惑星の集団であるファクトリーと呼ばれる宇宙コロニーに住んでいた。
しかし、ファクトリーの一つである「ガルト」は突如独立を宣言し、「ガルト帝国」を設立。
圧倒的な軍事力でもって他のファクトリーを占拠、地球に対して降伏を勧告した。
ガルト帝国の攻撃から生き残った各ファクトリーの敗残兵たちは兵力を結集し、「連邦軍」としてガルト帝国に対抗するのだった。
PCエンジン等で発売された同社のウォー・シミュレーションゲーム「ネクタリス」の流れを汲むゲームで、システムはZOCによる支援効果や包囲効果、地形効果など、ネクタリスのシステムの大半を継承している。
舞台は宇宙空域やコロニーで、HU兵器と呼ばれる人型の機動兵器や戦艦や巡洋艦などの艦船などが登場し、リアル志向に描かれていたネクタリスと違い、ユニットは丸っこいフォルムで描かれてポップで親しみやすいデザインとなっている。
「ファミコンウォーズ」などと従来のウォー・シミュレーションゲームとは違ってユニットの生産はできず、マップによってあらかじめ用意され固定化された戦力で敵の殲滅や司令塔の破壊など、決められた目標を果たすことでステージクリアとなる。マップは全部で30。
システム等はそれほど複雑なものではなく、新たなユニットが登場したときにもそのユニットを上手く活用できるようなチュートリアル的な場面に設定されるため、シミュレーション初心者でも気軽に遊べるところが評価を得ている。
曲は「ニュレンベルクのマイスタージンガー」などのクラシック曲のアレンジ曲が使用されている。
また、続編に「アースライト ルナ・ストライク」という作品があるが、開発元がシュヴァルツシルトシリーズで知られる工画堂スタジオに変わったこともあって前作のアースライトとはゲームシステムやメカデザインが大きく異なっており、ネクタリスやアースライト以来のユーザーの中には高く評価しない者も多い。しかしながら、機動戦士ガンダムシリーズのメカデザインを手がけたことで知られる大河原邦男氏のメカデザイン、機動戦士ガンダムシリーズからの影響を伺わせる硬派な世界観とシナリオ、アースライトとは別物ながらよりシミュレーションRPG的に洗練されたゲームシステム等を高く評価するユーザーも少なくない。
掲示板
10 ななしのよっしん
2018/03/09(金) 01:25:30 ID: coVcdCgQv2
ルナストはシリーズ特有の癖とも個性とも魅力とも言える部分が薄れちゃって、無難になった感じがあったなあ
11 ななしのよっしん
2020/09/29(火) 21:49:12 ID: GzZF1mzP+L
コロニーが独立して地球と戦争するとか、明らかにファーストガンダムをネタにしたストーリーに
BGMもクラシックがあるから、銀英伝をイメージしているな。
シミュレーションゲームとしては、遊びがいがあって楽しめたけど。
12 ななしのよっしん
2021/01/29(金) 03:47:29 ID: 1wHzxExiWU
前半の純粋な位置取り・撃ち合いと段々ユニットが増えてく感じが楽しかったな
後半はマップごとのコンセプトあって面白いっちゃ面白いけど時間かかるの多いしバランスはイマイチなのがな
特に最終面は正攻法でやったら詰む確率大幅に上がるのがひでえ
あとハードモードいらんから配置厳しくしたネクタリスで言う裏面的なもの用意してほしかったわ
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最終更新:2024/12/20(金) 20:00
最終更新:2024/12/20(金) 20:00
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