コンタクティー(contactee)とは、異星人乃至は地球外知的生命体と(通例友好的な)接触を行ったと称する人物を指す用語である。主にUFO関連で使われている。被接触者。
異星人と接触したという証言や記録は1940年台後半から盛んに為されるようになり、今日でもそうした接触を行った、或いは行っている最中であると話す人々によって、講演会や書籍刊行などを通じて情報が流されている。
内容は異星人やその歴史、文化・文明についてのものや、(通例人類のものよりも高等な)科学技術、とりわけUFO関連技術についてのものが大半であるが、その詳細は各コンタクティーによって非常にバラつきがあり、相異なる情報も数多く存在する。
コンタクティーがどのような手段で対象と交信を取っているのかは不明な点が多く、また当然ながら彼らが宇宙人または異星人と称する存在が物理的に視認できる形で人々の眼前に姿を表した例はこれまでに確認されていない(元々そうした視覚的に捉えられるものではないという証言もあれば、物理的な質実を備えているという証言もあり、これもコンタクティーによって内容が異なっている)。
具体的な接触手段については降霊術やテレパスのような霊的交信の一種と看做せるようなものもあれば、UFOアブダクションというような物理的移動を伴う手段によって強制的に宇宙人の下へ連行されたといった内容の証言も数多く報告されている。こういった宇宙人が関与しているとされる「事件」は米国での発生が圧倒的に多く、これらを題材とした作品も同国を中心として多数製作されてきている(フェニックス・ライト事件を元にした映画『CE4 エイリアン・アブダクション』など)。
コンタクティー達が交信相手としている対象は火星人や土星人、金星人といった太陽系惑星に居住しているとされる存在から、系外惑星の居住者/出身者、他銀河からの来訪者などその規模は非常に幅広くに跨っており、文明の発達程度なども対象によって多大な差があるとしている事が多い。
また彼ら宇宙人の身体的特徴や文化・歩んできた歴史、地球との関わりなどについても掘り下げた説明を行っているコンタクティーもおり、彼らの歴史に冠する年代や年号などの数字は、現代科学の主流学説で唱えられている宇宙史・宇宙年表とよく符合しているものもあれば、それと全く乖離しているものもあるなど、やはり錯綜している。
ユーフォロジストの間では遭遇(close encounter)という用語が用いられており、UFOとの関わりの深さに応じた9段階(第一種遭遇〜第九種遭遇)の分類が定義されている。第何種遭遇を以てその当事者をコンタクティーと呼ぶのかは今一つ定かではないが、単にUFOを目撃したという報告は全世界で度々あってもその目撃者達をそれによってコンタクティーと呼ぶことはまず無いため、やはり搭乗員との接触を伴う第三種遭遇以降がコンタクティーに該当する条件であると考えられる。
コンタクティーと称される人々の中でも著名な者は次の通りである。
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最終更新:2024/05/08(水) 18:00
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