コンプレックス(英:complex)とは、なにかが合わさってできたもの、というような意味である。
ここでは1.の意味について解説する。
コンプレックスとは、何かが合わさった・複雑になったなどを意味する単語である。特に精神医学用語としては感情、認識、願望、思考などが複合して形成されたものこと。
個人の無意識下にあってなにか外からの刺激をきっかけにして、活性化する。
日本では単にコンプレックスと言った場合は「コンプレックス=劣等コンプレックス」の意味で使われることが多いが厳密には、「コンプレックス≠劣等コンプレックス」である。
優越コンプレックスとは、感情複合のうち自分が他の人より優れていると思ってしまうことなどを指す。これが強いと時折、何をやるにしても自分が他者より勝ってないと気が済まないと感じることもある。
ロリータ・コンプレックスとは、厳密には精神医学用語では無く、和製英語の一種である。幼い少女に性愛などを感じる事などを指す。
詳しくは→ロリータ・コンプレックス
こちらも精神医学用語ではなく一種の和製英語。母に非常に強い愛情を感じる事などを指す。
詳しくは→マザーコンプレックス
日本で単にコンプレックスというと、「劣等コンプレックス」のことを指す場合が多い。自分が他人よりもどこかで劣っていると感じることと結びついている、複合的な心的表象である。劣等感と区別されずに用いられることがあるが、劣等感より反応が極端である。欠点と呼称する場合もある。
外見、癖、経歴(学歴)、出身、能力不足、過去の失敗、恋人がいないなど多岐にわたる。
基本的に鋼メンタルすぎる人にはあまり無く、逆に開き直る。
男性ながら女性の名前なので名乗るのを恥ずかしがる→劣等感、女の名前と呼ばれたらブチギレて軍人に殴りかかる→コンプレックス(※特定の人物について述べてい るわけではありません)。
その人の気にしている事をうっかり口にして喧嘩になる、不穏、場が凍り付く展開など
禁句・タブーと重複する部分もある。逆に煽り・挑発・精神攻撃に使われる場合もある。
…そういや最近太った?
また、劣等コンプレックスの意識が強いと「一発逆転思考」に行き着きやすく、大抵は事態の悪化を招きやすい。
劣等コンプレックス(と劣等感)は見方を変えれば最強最大の萌え要素とも言える。萌え要素の半分はこれだと言って過言ではない。褒めちぎって照れさせるのも良し、弄って泣かせるのも良し。ひとりで悩んだり気にしている姿も愛らしい。
最近はそのことに気付いている人もいて「ステータスだ」とか言たりするのでちょっとがっかりである。
その他、欠点を許容し気にせず友達でいてくれる、仲間に迎え入れる展開も胸熱。
稀に本人の杞憂や誤解、魔法や治癒といった解決策などにより物語の終盤で快復している場合もある。
コンプレックスは作中展開、設定資料・プロフィール等に記載される場合もある。
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最終更新:2024/12/28(土) 00:00
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