シンカリオン ALFA-Xとは、『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』及びタカラトミーから発売されているロボット玩具シリーズに登場するロボットである。
劇場版に登場するオリジナルの機体であり、劇場版のサブタイトルにもなっている。テレビシリーズ最終回の76話において、大宮駅を通過する姿が映し出され、劇場版での登場が示唆されていた。新幹線超進化研究所が宇宙から迫りくる敵に対抗するために密かに開発していた次世代型のシンカリオン。E5はやぶさをベースに今までのシンカリオンの技術を全て搭載している。現代と未来を繋ぐ機体と呼ばれている。
車両モードは、新幹線試験車両E956(ALFA-X)。先頭車と後尾車(2両)で変形する機動性重視の「アルファモード」と全ての車両(5両)で変形するパワー重視のエックスモードの2パターンに変形する。
元々は新幹線超進化研究所が地球に迫りつつ有るヴァルハランからの脅威に対し、E5はやぶさをベースに開発された次世代型シンカリオンであったが、アキタたちシンカリオン運転士をもってしても動かすことができず、運転士探しが急務となっていた。そんな折、北海道のトンネル内で起動できないもう一機が発見され、超進化研究所北海道支部によって回収される。
その後、突如出現したゴジラとの戦闘の際に光の粒子に飲み込まれた速杉ホクトと入れ替わる形で発見された9歳の速杉ホクトがALFA-Xの運転士の適合者であることが発覚。ALFA-Xを手に入れようとするヴァルドランに立ち向かうため、ホクトは息子であるハヤトと共闘し、ALFA-Xで出撃する。
機動性を重視した形態であり、通常形態。5両編成の新幹線モードのうちの先頭車両(1両目)と後尾車両(5両目)の2両でシンカリオンモードに変形。変形の仕方はオーソドックスかつシンプルで、 E5はやぶさ MkIIが登場する以前のシンカリオンシリーズのパターンに近い。玩具版でもメタリックの配色が再現されており、近未来感溢れるデザインとなっている。
武器は、ダガータイプのシャリョウブレードトウキョウと小刀タイプのシャリョウブレードシンアオモリ。シャリョウブレードの二刀流による近接攻撃を得意としている。さらに、フミキリシュリケンも所持しており、使用する際は二本のシャリョウブレードを合体させる。これらの武器パーツは戦闘時以外は背中に格納される。
また、胸部にはH5はやぶさのユーバリヒートシステム、踵部分はE6こまちのホイールを搭載。本編ではお目にかかることはなかったが、プラレールシリーズでは他のシンカリオンとのリンク合体が可能。
パワー重視の強化型形態。新幹線モードの5両全てが合体する形でシンカリオンモードに変形。アルファモードの腕と足を畳み、外装パーツを外して2両目と4両目を丸ごと脚に変形合体させる。3両目は細かく分離して様々なパーツになることで腕を構成。外された外装パーツをウイングとして背中に装備され、最後は頭部にXの形をしたヘッドギアが装着される。変形パターンとしてはE5はやぶさ MkIIやドクターイエローのように細かく複雑なものとなっており、パワータイプだけあって外観はボリューム感のあるものになる。
これまで超進化研究所で開発されたパワータイプのシンカリオンの技術データが反映されたモードであり、足に備えるクローラーで不整地でも機体を支えることが可能。さらに、背中のウイングを使用することで自由に空を飛ぶことができ、800つばめのように空中戦にも対応ができる。
武器は、肩と腕にクウリキテイコウミサイルが搭載され、二刀のシャリョウブレードを合体させ、一振りの破壊力はシンカリオン随一であるレンケツシャリョウブレードを持つ。
劇中での合体方法は明示されず、オハネフの介入でシンカギアを操作され瞬く間にこの形態となりE5はやぶさMkⅡと対峙させられた上、ヴァルドルに取り込まれ完全体制御の依代にされた。
詳細については「シンカリオン E5はやぶさ MkII」の記事を参照。
プラレールシリーズでは、E5はやぶさ MkIIの他にブラックシンカリオン オーガとの合体も可能。
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最終更新:2025/01/08(水) 08:00
最終更新:2025/01/08(水) 07:00
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