タミヨウ 単語


ニコニコ動画でタミヨウの動画を見に行く

タミヨウ

2.3千文字の記事

タミヨウは、トレーディングカードゲームMagic: The Gathering』の登場人物である。

プロファイル

「アヴァシンの帰還」で初登場したプレインズウォーカー。出身地は戦国時代日本のような次元「神河」である。

この神河、いろんな意味で独特すぎる世界設定、前ブロックミラディンから大幅低下したカードパワー[1]初心者も経験者も泣かせるクセの強い新力、やってはいけないデメリット力推し、タイミング全に誤ったMTG翻訳小説の販売(しかも、神河ブロック小説は3冊あるのに1冊しか翻訳されてない)と、非常に業の深い「神河ブロック」の舞台であった。

ムーンフォーク、あるいは民と呼ばれる神河次元の住人は、秘密義でありながら探究心豊かな人種である。 自らの次元の形上的な力に関する彼らの知識は群を抜いている。 実地研究を専門とする学者のタミヨウにとって、プレインズウォーカーとなって多元宇宙へとつながる筋を発見したことは、どんなよりも素敵な出来事となった。 彼女の眼にはどの次元も、巻物にしたためて偉大なる宮のに納めるべき、未開拓の知の宝庫に見えた。

タミヨウにとってすべての次元は他とは異なるを有している。そしてイニストラードの場合、そのとは銀色であった。 そしてタミヨウは銀色を探るためにイニストラードへと渡った。 タミヨウはイニストラードの周期を何回にもわたって観察してきた。プレインズウォーカーとしての技を使い、その周期が世界に向けて発する力の本質を探ろうと試みてきたのだ。 彼女獣人呪いに及ぼす効果を熱心に観察し、吸血鬼の狂乱の波にがどうするかについての長大な記録を残した。 そしてその好奇心はやがて、高名なネファリア術士ジェンリクのもとへと彼女を導いた。 タミヨウは彼の長石のに籠り、何ヶものあいだ図を食い入るように見たり、この次元生物や住人に対してが及ぼす奇妙な力について、彼の知識に彼女自身の見解を加えたりした。

アヴァシンが戻った今、タミヨウはこの天使イニストラードの土地やクリーチャーに与える効果についての理論中になって組み立てている。 庫の本質ウルフィーの誕生、グリフの出現、最近になって強化された結界の出自……これらはすべて、回答よりも疑問ばかりが並ぶ彼女の巻物に、更なる不思議として書き加えられている。

WotC公式exitサイトより抜

カードとしてのタミヨウ

タミヨウとしてデザインされているカードは、2013年現在で1枚存在する。
パーマネント・タイププレインズウォーカーである。

Tamiyo, the Moon Sage / 賢者タミヨウ (3)()()

プレインズウォーカー — タミヨウ(Tamiyo)

[+1]:パーマネント1つを対とし、それをタップする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。

[-2]:プレイヤー1人を対とする。そのプレイヤーコントロールするタップ状態のクリーチャー1体につきカードを1枚引く。

[-8]:あなたは「あなたの手札の上限はなくなる」と「いずれかのカードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。」を持つ紋章を得る。

4

プラス力はアンタップ制限。タップする力もセットでついているので狙い撃ちにされたら最後、そのパーマネントは2度と立ち上がることはない。
状況が安定している時は土地をタップして相手の動きを妨し、自分が押されているときはクリーチャータップして戦力を削ぐ、という使い方が一般的である。プラス力なので対戦相手の動きを止めている間に自分自身が固くなるという点も強力である。

マイナス力はドロー力。参照先は自分でも対戦相手でもどちらでもいいが、このカードを投入するデッキの構造を考えると対戦相手を定することが多いだろう。
使いまわしの効くドロー力ではあるが、対戦相手のクリーチャーが1,2体程度の場合はドローせずプラス力で妨をした方が有利な場合が多かったため、対戦相手の大量展開を抑え切れなかった時に1回だけ大量ドローする形で使われていた。

マイナス力は実質的に手札無限使用モードになる紋章獲得。「いずれかの領域」にはスタックも含まれるので、手札から唱えたインスタントやソーサリーも全部手札に帰ってくる。また、破壊されたクリーチャーも手札に戻ってくる。
タミヨウはプラス力が強力であるため、大マイナスが使用可になるまで忠度を貯めやすい。紋章獲得を視野に入れてゲームを行うため、この意味でも小マイナス力は最後っぺになりがちだった。
《思考掃き》(プレイヤー1人を象としてライブラリーを2枚墓地に送る。その後、自分はカードを1枚引く)をプレイすると実《Ancestral Recall》になる。《思考掃き》は普通に使ってもそれなりの性であるため、紋章を期待してデッキによく入っていた。

ラヴニカへの回帰で収録された《思考を築く者、ジェイス》との相性は非常によい。ジェイスプラス力は多数の小クリーチャーの足止めに有効で、タミヨウのプラス力は少数の大クリーチャーの足止めに有効であるため2人が並ぶと破壊することが非常に難しくなる。4ターンジェイス、5ターンタミヨウで白目を剥かされたプレイヤーは多い。

関連項目

脚注

  1. *ごく一部にやっちまったレベルパワーカードがある。《梅澤の十手》とか。
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/06(土) 02:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/06(土) 02:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP