ファイレクシア 単語

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ファイレクシア

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We are perfection made flesh.
Our voice calls out to the lost and the broken.
they fear death even as offer immortality.
We will flay the false skin of this world to reveal the face of a new Phyrexia.
The Great Work has begun.
ALL WILL BE ONE
[1]

Φ 概要

ファイレクシアとは、マジック:ザ・ギャザリング(以下MTG)の背景世界に存在する次元、文明をす。
次元諸悪の根源、この世の全ての悪とも呼ばれており、かつては荒の王「Yawgmoth / ヨーグモ」が支配していた。

Φ 残虐性

『病に倒れ、苦しむ者を治療という名の改造をもってファイレクシア人に作り変える』
という方法で生まれた異形軍団めく。
カードゲーム内でもその邪悪さ、残酷さは反映されており

脊髄移植/Spinal Graft》
《ボディ・スナッチャー/Body Snatcher》

等の気味の悪いカードが多く存在する。
イラスト不気味グロテスクなものが多い。

次元内部には疫病が蔓延し、カードフレイバーテキスト※1において進行症状が記されている。
カッコ内はフレイバーテキストの書かれているカード名)

第一段階:発と吐き気。   《ファイレクシアの告発者/Phyrexian Denouncer》

第二段階:高熱と高い感染性。   《ファイレクシアの堕落者/Phyrexian Debaser》

第三段階:筋肉痛とひどい咳。   《ファイレクシアの汚染者/Phyrexian Defiler》

第四段階:うわごと、ひきつけ、そして死。   《ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord[2]

「Phyrexian / ファイレクシア病」とも呼ばれるこの疫病を《疫病吐き/Plague Spitter》※2を用いて他次元にばら撒き、兵や生産の低下を促す策も、ファイレクシアにとっては常套手段である。
また、ファイレクシア人の体内にはい膿漿が流れており、これに触れると汚染、侵食されやがてファイレクシア人となる。くぎらつく状の液体である事から、これを「Phyrexian oil / ファイレクシアの」と呼ぶ。
 

Φ 新ファイレクシア

※以下ストーリーネタバレを含む為、閲覧注意

ファイレクシア軍は多元宇宙の中心次元ドミナリアに侵攻するが、失敗に終わる。
ヨーグモスが支配していたファイレクシアは、9人のプレインズウォーカー※3によって破壊された。
Father of Machines / 機械の始祖」であるヨーグモスも討たれてしまい、ファイレクシアの邪悪な機械文明は終焉を迎える事となる。(ファイレクシアによるドミナリア侵攻)
それに貢献したゴーレムKarn / カーン※4」は、数多くの犠牲をもってプレインズウォーカーとして覚醒した。

かくしてプレインズウォーク(次元渡り)が可になったカーンは、様々な次元を渡り歩いた後に金属次元Argentum / アージェンタム」を創造し、更なるに出る。
その身に、ファイレクシアのを内包している事も知らず・・・
 

Φ ミラディン~フィフスドーン

カーンにアージェンタムの管理を任された「Memnarch / メムナーク」は、金属られた美しい世界よりも、生命に満ち溢れた世界に憧れ、生命を呼び寄せる為の探機を作る事にした。
しかしある日、メムナークはカーンの宮殿にほんの少しこびり付いた「」を拭き取ってしまい、侵食されてゆく。
時が経ち、メムナークにより生命が住まうようになったアージェンタムは、新たに「Mirrodin / ミラディン」という名を与えられたが、その創造であるカーンが帰ってくる気配はかった。
メムナークは自らもプレインズウォーカーになる事を決意し、それになる為に必要不可欠プレインズウォーカーを持つエルフ少女、「Glissa / グリッサ」を狙う。
家族の死や深い絶望に耐えながらも、仲間と共に暴走したメムナークを打ち倒してミラディンを救う事に成功したグリッサは、ミラディンの核の中で静かに眠りについた。
 

Φ ミラディンの傷跡~新たなるファイレクシア

メムナークの支配から解放されたミラディン
だが、彼を狂わせたファイレクシアのミラディンの核にまで達し、ファイレクシアの核へと変化させる。
機械を始めとする金属で構成されたミラディンは、ファイレクシアの再にはこれほどなく適した場所だった。
ファイレクシアの核は新たに支配者たり得る存在も含めたファイレクシア人を生み出したが、彼らは来たる侵攻の時を待ち、核に身を潜めていた。

そして始まる感染と汚染による侵略
囁きの大霊堂から始まり、水銀が満たすに大量のを流し込み、く間に侵食は広がった。
ミラディンの住人も一致団結し対抗をするが、ファイレクシア人が得意とする改造により、戦争で死んだミラディン人はファイレクシア人となってしまう為、抵抗しくその圧倒的戦に成す術なく侵されていく。

過去ミラディンを救った英雄であるグリッサ。
核にて眠っていた彼女も例外なくに飲まれファイレクシアの将校となり、かつてその世界を救う為に振るったと、汚染され変異した体とをもってミラディン軍を脅かした。

「で、オキシドの生き残りは移動中なのね。
それじゃ、こちらで純な形の捕食ってものをにしてもらいましょう。」

――グリッサ[2]

こうしてミラディン軍の抵抗は残り僅かなものとなる。
かつてのファイレクシアはマナにのみ関係していたが、ミラディンを侵攻する事で5色全てのマナへの広がりを持つ事が出来るようになった。
それによりファイレクシアの思想のままに、各々の発展理想を持つ5人の法務官率いる5つの閥が生まれる。
彼らは新たなる導者、即ち『機械の始祖』の補となっている存在については特に異なった考えを持っていた。

機械正典
大修道士、エリシュ・ノーン

補者を擁立しているが、それは自身の傀儡とするに適した存在だからである。
 

発展の動力源
核の占い師、ジン=ギタクシアス

補者を信用しておらず、別の者を機械の始祖に着任させたいと考えている。
 

七人の鋼の族長
囁く者、シェオルドレッド

補者を殺し、自らが機械の始祖になろうと計画している。 
 

静かなる焼炉
隠れしウラブラスク

補者は論、それ所か他の法務官にも関わる気がい。
 

悪意の大群
飢餓の声、ヴォリンクレックス

導者となる者は一人だけという考え方を否定している。
 

その機械の始祖の補者は、かつてアージェンタム創造し、旧ファイレクシアを統べていたヨーグモスを討った者。
ファイレクシアのによって、体も精も蝕まれたカーンであった…

かくしてアージェンタムからミラディンへと名前を変えたその次元は、3つの名を与えられ完成する。


 
 


The Great Work of New Phyrexia is Complete.
New sources of mana power the Machine Orthodoxy.
Beneath Phyrexian skin, the heart of Mirrodin burns.
The body is whole, but whispers splinter the mind.
The Father of Machines
is coming.
Destroyer.

NEW

PHYREXIA

 
 
 
 [3]


※1 フレイバーテキスト : MTGの魅の一つ。カードテキスト欄に描かれている、世界観やカードに描かれている人物などの雰囲気を表した文章の総称。ルールゲームには一切関与しない。

※2 疫病吐き : 一応、ファイレクシアの兵器なのだがイラストがのっそりしていて可愛いと評判。

※3 プレインズウォーカー : 次元渡りを行える存在で、一般の魔道士とは較にならない魔力を持ち、中には一部の地域や部族からとして崇められている存在すらいる。でもなれる訳ではなく、生まれつき「プレインズウォーカーの火(後に「」に日本語訳変更)」を持っている者のみがなれる。
MTGプレイヤーはこれになり、様々な次元からクリーチャー等を召喚して戦うという設定だが、ストーリーの中にもプレインズウォーカーが登場する。

※4 カーン : プレインズウォーカーUrza / ウルザ」によって作られたゴーレムウルザって死亡したファイレクシア人である「Xantcha / ザンチャ」の心が組み込まれている。

 

Φ MTGプレイヤーとファイレクシア

その極悪非さやカリスマから、一部プレイヤーからは絶大な人気を誇っている。
古くからのMTGプレイヤーでその名を知らぬ者はまずいないだろう。
更にファイレクシアに関連するカードは強な性を持つものが幾つか存在し
ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》
ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain》
等は、非常に強人気が高い。
特に2枚と3枚は今でも禁止若しくは制限カード定されているぶっ壊れたカードである。

ヨーグモスが消滅した後、ストーリーファンからヨーグモ生存説が多数挙げられ、復活希望もあがった。
しかし、公式から「跡も残らず抹消された」と明言されて、肩を落としたプレイヤーも少なくないだろう。
ヨーグモスは復活しなかったが、ミラディン傷跡ブロックにてファイレクシアが復活した事により歓喜したプレイヤーもまた少なくないはず。
ファイレクシアに汚染され、『完成した』ミラディンである新ファイレクシア。
ミラディン傷跡ブロックにて追加された新たなカードである『感染』。
新たなるファイレクシアで登場した《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》のフレイバーテキスト
それらの事からファイレクシアに関する動画には、『もっと完成されるべき』等の完成という言葉が含まれたタグが使用されていたりする。

また、新たなるファイレクシアで登場した2点のライフ損失でコスト代替できる『ファイレクシアマナ』は、その枚数こそ少ないながらもマジックの根幹を支えるカラーパイ(色毎の役割)を大きく崩壊させてしまい、数多くのプロプレイヤーから「マジック史上最高レベルの失敗メカニズム」「生み出しちゃいけないシステムだった」などと批判されている。メインデザイナーMaro氏も後の講習会にて「ライフの支払いで代替という案をより強く否定しておくべきだった」とっている。

Φ 関連動画

Φ 関連商品

Φ 関連コミュニティ

Φ 関連項目


[1]ミラディン傷跡PVより引用

[2]MTG wiki より引用

[3]新たなるファイレクシアPVより、ファイレクシア軍の台詞から引用

このページは、MTG wikiの参考を元に製作しました。
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