ティマイオスの眼とは、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」に登場するカード、及びBGMの名称である。
アニメオリジナル「ドーマ編」で登場した、選ばれしデュエリストのみが手にできる名もなき竜のカード。「名もなき竜」であるため、その名の通りテキストもカード名も記されず、ただ竜のイラストがあるだけのカードである。デュエルにおける効果としては、フィールドのモンスター1体とこのカードを融合させて新たなモンスターとなる効果を持っている。
遊戯(闇遊戯)VSラフェール戦(1回目)では「ブラック・マジシャン・ガール」との融合で「竜騎士ブラック・マジシャン・ガール」を出したが、遊戯がラフェールに追い詰められ、「オレイカルコスの結界」に手を出してしまったため、このカードは消滅し、竜騎士の融合も解除された。
このデュエルで闇遊戯は敗北し、武藤遊戯の魂が封印されてしまう。
その後のインセクター羽蛾とのデュエルでは、「毒蝶-ポイズン・バタフライ」との融合を試みたが、今の遊戯(名も無き王)に選ばれしデュエリストとしての資格はないということか、融合に失敗してしまった。
このデュエルは結果的に、遊戯の怒りが爆発し、「狂戦士の魂」によって決着がつけられたが、失った遊戯の魂がこれで戻るはずもなく……。
ラフェールとの再戦では「ブラック・マジシャン」と融合して「呪符竜」(アミュレット・ドラゴン)となり、「ガーディアン・エアトス」を倒した。さらに「ブラック・マジシャン・ガール」とも再び融合している。
その正体は、かつてアトランティス王と戦った伝説の三騎士。その見た目は遊戯とよく似ている。
ダーツとの最終決戦では「レジェンド・オブ・ハート」によってほかの三騎士共々真の姿である「伝説の騎士 ティマイオス」となり、「オレイカルコス・シュノロス」の撃破に成功した。しかし、「邪神ゲー」が現れ、デュエルは更なる学芸会へ。
騒動終結後は、遊戯の下から消滅した。
「コレクターズパック-伝説の決闘者編-」(2014年5月17日発売)でOCGに登場。海外では「Dragons of Legend」のパックで登場し、日本語版より一足先に情報が公開されていた。
通常魔法
このカードのカード名はルール上「伝説の竜 ティマイオス」としても扱う。
「ティマイオスの眼」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ブラック・マジシャン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを融合素材として墓地へ送り、そのカード名が融合素材として記されている
融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
アニメとは違い、融合素材にできるのは「ブラック・マジシャン」モンスターに限定された。
「ブラック・マジシャン・ガール」も対応しているため、一通りのモンスターは融合召喚可能。
「ブラック・マジシャン」モンスター1体が用意出来れば、正規の素材で融合するよりは少ない消費で出せるという利点がある。
しかし、肝心の「ブラック・マジシャン」サポートカードは「ブラック・マジシャン」のカード名が記されたカードという括りになっており、「ブラック・マジシャン」モンスターと記述されているこのカードは対応していないという悲しいほどの噛み合わなさを持つ。
そのため、「合体竜ティマイオス」や「ティマイオスの眼光」と言った実質のリメイクカードが登場している。
「伝説の竜 ティマイオス」というカード名としても扱う効果を持つが、現状「伝説の竜 ティマイオス」というカードそのものは存在しない。
このカード名を持つ意義は、「レジェンド・オブ・ハート」の効果で「『伝説の竜』魔法カード」が指定されている点にあるが、「ティマイオスの眼」を指定するカードはこのカードと同期の登場であるから、ルール上このように2つのカード名を持たせる必要性はない。「伝説の竜」というカテゴリでくくること自体は、今後の拡張を想定していると考えることもできるが、それならば本来のカード名自体を「伝説の竜 ティマイオス」とすれば余計な手間がかからずに済む。しかし、あえてこのような形を取ったのはアニメの設定を重視した結果か。
ルール上複数のカード名として扱われるテキスト自体は「NEX」によるN進化体の前例があるが、そちらはテキストで指定されているカードが元々別に存在する。
サウンドデュエル3、トラック11収録。中世が舞台のファンタジーあたりにありそうな勇ましい曲。タイトルからして明らかに名も無き竜のためにあるようなBGMだが、KCグランプリ編でも使用されている(「ヘルモスの爪」に至っては、明るい曲調が全体的に暗い雰囲気のドーマ編に合わないためか、KCグランプリ編でしか使用されていない)。
ニコニコでは「狂戦士の魂」の影響もあって、BGMとしては「クリティウスの牙」のほうが有名かもしれない。しかし、どちらも良BGMであることに疑いはない。ただ、作中の雰囲気に合わせるという意味では「クリティウスの牙」が一番しっくりくるのか、使用回数では「クリティウスの牙」が圧倒的に多く、闘いの儀まで使用され続けている。
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最終更新:2025/12/06(土) 07:00
最終更新:2025/12/06(土) 07:00
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