デンジ(チェンソーマン)とは (デンジとは) [単語記事]

概要

今作の主人公。父親が残した多額の借金を返すため、悪魔を狩るデビルハンターをやっている。体の臓器もいくつか売っており、腎臓や金玉、右目を失っていた。お金は全く持っておらず、一日の食事がパン一枚になるのも日常茶飯事。ボロ小屋に住み、女を抱くことを夢見て暮らしていた。境遇の悪さはジャンプ漫画の主人公でも一二を争うレベルである。

父親を亡くし、借金取りのヤクザに「金を払うか命を渡すか」の選択を迫られていた際、チェンソーの悪魔であるポチタと出会う。ケガをしていたポチタにデンジは血を与え、その代わりに助けてもらう契約をし、最終的にデビルハンターとして雇ってもらうことになった。

そんなある日、ゾンビの悪魔と契約したヤクザに騙され、体をバラバラにされてしまう。しかし、ポチタが自身の心臓をデンジに差し出したことで生き返り、胸のスターターロープを引っ張ると「チェンソーの悪魔」に変身できるようになった。そして、ゾンビの悪魔を殺しに来たマキマに見つかると、デンジはマキマに人として飼われることを選択する。その後はマキマの管理下のもと、魔人のパワーとともに公安対魔特異4課でデビルハンターの仕事をしている。悪魔になれる特殊な人間であるため、公安を辞職したり違反行動があると悪魔として処分されてしまう。先輩の早川アキがデンジの見張りを務めており、彼の家でパワーとともに暮らしている。

第1部ラストで公安を離れてからは、第四東高校に通う事となった。刺客達と共に戦った吉田ヒロフミも在学しており、今も監視対象になっている模様。本人はチェンソーマンの活動を継続しているが、正体をバラしたいのに誰にも信じてもらえずスクールカースト最底辺を突き進む。境遇の悪さは健在のようだ。一方で頭が良いナユタを普通に学校に通わせたいため、毎日金を稼いでいる。

性格は素直で前向き、悪く言えば頭が悪い。馬鹿じゃねえ！こちとら毎日教育テレビみてんだぜ！！
論外のパワーに比べればまともではあるが、第2部まで義務教育を受けていないため、モラルも思考もだいぶブッ飛んでいる。ただし、敵も味方も（読者も）思い浮かばないような発想で状況を打開することも多く、戦闘のセンスはかなりある模様。多少の悩みも良いことがあればすぐに忘れられるため、デビルハンターとしてはこれ以上ないくらい最適な人材である。

美女とおっぱいとエッチなことが大好き。デビルハンターになって100点満点の生活を送れるようになったため、今は女性の胸を揉んでセックスするのが夢。マキマに「銃の悪魔を殺せたら願い事をなんでも一つ叶えてあげる」と言われてからは彼女一筋で行くと決めていたが、他の美女に出会うとそっちに引っ張られてしまうこともしばしば。レゼに出会った際は「俺は俺の事を好きな人が好きだ」という名言を残した。しかし、女運はまったくないらしく、出会った女性のほとんどに殺されかけている。