ハンターボレーとは、ファイアーエムブレムシリーズに登場する技の一種である。
『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』で初登場。
現在のところ、シリーズ内では2作品のみ登場しているがいずれもバランスブレイカー級の破格の性能を有している。
キラーボウ専用戦技
威力+1 命中+15 必殺+10 2回連続攻撃 HP消費-8
本作から採用された新システム「戦技」の一つとして登場。
ただでさえ強いキラーボウに勇者武器の特性と威力・命中・必殺補正が加わる凶悪無比な技。
元々、ファイアーエムブレムシリーズでキラーボウは強武器として存在感を放ってきたが、本作のキラーボウは耐久無限かつ無強化で射程1~3を有し最大強化することで重さが2となり威力9 命中90 必殺率30%まで上げられるという悪魔染みた性能となっている。そこに上記のハンターボレーが加った結果、シリーズ屈指のキラーボウが誕生した。まさしく「バレンシアの神器」である。にもかかわらずゲーム中盤以降は量産が可能。何かがおかしい。
それを主人公アルムや村人ループで化け物となったボウナイトが扱えるのだから弱いわけがない。唯一のデメリットであるHP消費8も後方射撃を主とする弓兵にしてみれば大した痛手ではない。DLC限定であるが、オーバークラスのエレファントに持たせれば弓兵の域を超えた超兵器の出来上がりである。
ハンターボレーで必殺を連発し一方的な蹂躙を繰り広げる光景にリゲル軍やドーマ様もさぞかし頭を悩ませたに違いない。
スナイパー専用戦技
威力+1 命中+15 必殺+10 2回連続攻撃 射程2~3 武器耐久消費-5
戦技システムが続投した次作『風花雪月』にも引き続き登場。
前作で猛威を振るったため流石に下方修正されるのではという見方もあったが、蓋を開けてみれば全く自重できていなかった。
本作ではスペック自体はほぼ変わらずスナイパーをマスターすることで習得できる兵種専用戦技となっている。前作のようにボウナイトでハンターボレーを使うことこそ出来なくなったものの、どんな弓でもハンターボレーを使うことが可能となってしまった。命中耐久安定の訓練用の弓で使うも良し、更なる火力を目指し銀系やキラーボウでぶっ放すも良し。ブリガンドのマスタースキル「鬼神の一撃」との相性も最高。誰もが自由にスナイパーになれる育成環境も手伝い、使い勝手の良さは前作を凌駕していると言っていい。
デメリットの武器耐久消費-5もコスパとしては安すぎる。支払うコストと得られるリターンのバランスが明らかに釣り合っていないレベルである。例として、武器耐久を全消費する斧の戦技「全身全霊」と比較してみてもハンターボレーの方が抜群に使い安く確実に敵を始末できる。
難易度ルナティックでもプレイヤーから大人気。桁違いの速さを持つアサシンやファルコンナイトもハンターボレーを習得したスナイパーなら簡単に処理可能。そのため、弓兵の最終就職先を最上級職のボウナイトよりハンターボレーが使える上級職のスナイパーにする人も多い。
また、本作ではハンターボレーに専用の攻撃モーションも追加されている。力を込めて弓を引き絞り一射すると跳躍して後方宙返りし空中で追い打ちの二射目を放つという内容。非常にカッコイイ。
やろうと思えば全てのユニットがスナイパーになれる本作だが、特筆すべき使い手はシャミア。第一部前半で他のユニットが中級職止まりの中で上級職のスナイパーとして加入してくるため、早々にハンターボレーを習得し即戦力となれる。また、シャミアは技や幸運の成長率は良いが速さは伸び悩む傾向にあるため2回連続攻撃を確定させるハンターボレーの存在は彼女の短所を丁度補う形にもなっている。
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最終更新:2024/11/07(木) 22:00
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