ホンダ・レジェンドとは、ホンダが1985年から2012年まで27年間製造・販売をしていた大型乗用車である。ホンダ車の中ではフラッグシップカーであったが、2014年11月より2年ぶりに復活をしている。
車名の由来は、英語で「伝説」の意味から。ホンダ車の中で初めての高級車として位置づけられる。
初代モデルが発表会見の時に創業者・本田宗一郎が「ホンダ車でも銀座に止めても恥ずかしくない車が出来た」とのメッセージが出された。
駆動方式はFF駆動だが、2004年に登場をした四代目モデルと五代目モデルは4WDのみとなる。
ホンダ車でも国際戦略車の位置づけをされていて、アメリカでは独自の販売店・アキュラのフラッグシップカーと
なり、初代と二代目が「アキュラ・レジェンド」の名称で、三代目モデル以後は「RL」の名称となる。
1994年~1999年には、韓国の自動車メーカー大字に二代目モデルを供給をし、大宇・アルカディアの名称で韓国国内で販売がされていたこともあった。四代目からは中国やロシアや韓国でもホンダ・レジェンドの名称で販売をされている。
基本エンジンはV型6気筒で、初代モデルにはガソリンターボエンジンも搭載されていたこともある。
ミッションは基本的にはATのみだが、初代モデルには5速MTが存在をし、二代目モデルの輸出仕様はにはMTモデルも用意されていた。
ボディスタイルは、基本的には4ドアセダンとなるが、初代と二代目のみには、2ドアモデルも用意されていた。
また、初代モデルは日本車初の運転席エアバックを上級グレードに標準装備。他のグレードでもメーカーオプションとして選択ができた。安全装備を日本車の中でも強調をしている車種でもある。歴代モデル共通として、山形県にある木工メーカー・天童木工製の木目パネルを最高峰グレードに採用される。
2012年6月に生産中止を発表をされ、7月にはラインアップから削除されたが、2014年11月より2年ぶりに復活を果たし2015年1月より販売開始がされる。
1985年に登場。ホンダ車初の3ナンバー車として登場。またアメリカ向けの販売店・アキュラ向けの車種となる。
当初は4ドアセダンのみの発売となる。高級車の開発ノウハウが無かったホンダは、当時技術提携をしていた、
イギリスのBL社(後のローバー)と共同開発をしたモデルでもあった。
当初はV型6気筒の2000㏄と2500㏄の二種類が用意された。1987年には2700㏄エンジン搭載の2ドアモデルも追加された。
1988年にマイナーチェンジ。バリエーションとしてV型6気筒の2000ccにガソリンターボエンジンも用意され、名称もウイングターボと名付けられた。4ドアセダンのリアサスペンションの形式まで変更されるほどの力が入ったモデルとなった。
1990年に初のモデルチェンジ。先に発売をしていたインスパイアと同じFFミッドシップ形式となる。エンジンもV型6気筒の3200㏄のみとなる。ボディサイズも3ナンバーボディの専用ボディとなる。1991年には2ドアモデルも登場。
NSXのノウハウをレジェンドにも投入をしたため、衝突安全ボディを謳っていた。また日本車初の助手席エアバックも標準装備をされ、救急セットも標準装備となっている。
1993年にマイナーチェンジをされ、価格改定をなされている。
イメージキャラクターは唯一二代目のみ用意され、アメリカの俳優ハリソン・フォードを起用した。キャッチコピーは
「スーパーレジェンド」となる。
1996年にモデルチェンジ。先代モデルにあった2ドアモデルは廃止をされ、4ドアセダンのみとなった。基本レイアウトは先代と変わらず、FFミッドシップとなるが、エンジンの排気量が3500㏄となる。
1997年に一部改良により安全装備を充実化をさせる。
1998年にマイナーチェンジ。フロントグリルを大型化をし高級感を強調させ、運転席と助手席側にサイドエアバックを標準装備となる。
2003年にマイナーチェンジ。装備を充実をさせるモデルとなった。
2004年にモデルチェンジ。新設計のシャーシとなり、駆動方式も4WDのみとなった。エンジンはV型6気筒の3500㏄となる。これは1989年から続いた280馬力自主規制枠を改造車以外で突破した(300馬力)最初の車である。
2008年にマイナーチェンジ。アメリカ仕様と同様のフロントデザインとなった。エンジンも排気量が3700㏄となる。
2010年にマイナーチェンジ。ATがホンダ車初の6速ATが採用される。
2012年6月に生産中止を発表。四代・27年の歴史に一旦ピリオドが打たれた。
2014年11月に五代目モデルが投入をされることが正式に発表をされる。発売は2015年1月より発売となる。
エンジンはV型6気等・3500ccのエンジンにハイブリッドシステムが組み合わせれ、駆動方式も4WDとなる。
掲示板
4 ななしのよっしん
2018/03/04(日) 12:45:24 ID: SHPDhqaBl/
現行は無理やり5m以下にした感じでぼってり気味。あと30cmボンネット伸ばしてたらまた印象は違ったろうに
まだまだレクサスのように欧州勢に戦いを挑みに行く程余裕のあるメーカーでは無いのを痛感させられる
4ドアNSX的な冒険も期待してたんだがな
5 ななしのよっしん
2019/12/11(水) 15:14:26 ID: +TaZgxdejk
デザインも奇抜過ぎるしボディサイズの割りに室内は狭い。フロント、リアのオーバーハングを詰めホイールベースを伸ばせば空間も広がるし、今より高級感ある見た目になると思う。
【ホンダ最上級車が月販わずか20台!?】なぜ売れない?? レジェンドがもったいない訳
https://
6 ななしのよっしん
2020/10/03(土) 21:02:06 ID: GvJYll7lqa
質感がレクサスやベンツに及ばない。
AWDとはいえFFベースなのも……
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最終更新:2024/11/29(金) 13:00
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