マイクロコンピュータ
マイクロコンピュータとは、パソコンのかつての呼び名である。
転じて、現在ではさまざまな製品に使われる小型で安価なコンピュータを指すものとされている。略してマイコン。
コンピュータとは元来大型のものを指し、これをメインフレーム(汎用機)と呼んだ。これが小型化され、オフィスなどに導入出来るサイズになったものがミニコンピュータ(ミニコン)であり、それをさらに小型化し、個人利用出来るサイズにしたものがマイクロコンピュータ(マイコン)である。
ただ、80年代前半には「個人のコンピュータ」ということでパーソナルコンピュータ(パソコン)という呼び名が定着し、マイコンという呼び名はほとんど使われなくなった。
その一方、パソコンなどと違い、電子製品を制御するために使われるコンピュータとしてのマイクロコンピュータもあり、現在ではマイコンといえばこちらを指すことが多い。非常に小型でありながら、CPU、メモリ、入出力デバイスなど、コンピュータに必要な要素を備えている。近年では、パソコンで言うHDDとしての役割を持つフラッシュROMをも一つのICにまとめたワンチップマイコンが主流である。
パソコンが高い処理能力を要求されるのに対し、マイクロコンピュータは小型、安価、軽量、低消費電力、外部の回路を制御するモジュールの搭載が要求される。
マイコンでのプログラミングやゲームなどを趣味としている者たちを「マイコン族」などと総称していた。
『月刊マイコン』や『マイコンBASICマガジン』などの専門雑誌も複数あり、『こんにちはマイコン』というマイコンを扱った漫画が小学館漫画賞を受賞したこともあった。
・・・などなど。現在、よほど簡単な製品でない限り何らかの形でマイコンが使われている。これは、回路のみでは実現が困難な複雑な動作を、ワンチップマイコンとプログラムを用いるだけで簡単に実現できるからである。
・・・などなど
PICの例
H8の例
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最終更新:2021/03/07(日) 22:00
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